アイドルグループ・AKB48の冠バラエティ番組である日本テレビ系『AKBINGO!』(毎週火曜24:59〜)が、24日深夜の放送で最終回を迎え、11年半の歴史に幕を閉じた。メンバーは番組への感謝を語るとともに、2016年よりMCを務めてきたお笑いコンビ・ウーマンラッシュアワー村本大輔と中川パラダイスへの感謝も語った。

大家志津香は「私とまちゃりん(馬嘉伶)仲良くて、いろいろ日本語とか教えたりしていて、村本さんから『まちゃりんにいろいろ面白い日本語教えてあげて。面白い日本語覚えたら俺に教えてね。それを次のAKBINGO!で振るから』って」と村本の優しさ伝わるエピソードを披露。「メンバーのことを愛してくださって本当にありがとうございます」と涙を流して感謝した。

馬嘉伶も「私は本当に村本さんに感謝しています。村本さんにとっては営業妨害かもしれないですけど、本当に優しい」と目を潤ませながら村本の優しさを明かし、“営業妨害”発言にスタジオからは笑いも。中川が「それで営業しているわけではないからね」と突っ込み、村本も「それで営業していたらだいぶ前に廃業している」と笑った。

歌田初夏はウーマンラッシュアワーに手紙を書き、「私は面白くもなく、かわいくもなく、何の取り柄のないAKB48という名だけが付いている女の子でした。そんな私を救ってくださったのがウーマンのお二人でした。普通に見たら面白味のない言葉や行動さえ、村本さんの鋭い視点と魔法のいじりで笑いに変えてしまったり、中川さんは話したそうにしたらすぐに気がついてくださって、何もできなかった私はお二人にたくさん救われました」と2人に感謝。「そのおかげで『AKBINGO!』を見てファンになったという方もたくさんいます。こんな風にウーマンさんに救われたメンバーはたくさんいると思います。一人の取り柄のない女の子がウーマンさんのおかげで輝くことができたということを知っておいていただけたらうれしいです」と思いを伝えた。

ウーマンの2人もAKB48にメッセージを送り、中川は「終わっちゃうのは悲しいけれど、AKB自体が実力があるから、番組がなくなったとしてもたぶん番組はまたできると思う。何かしら違う形で」と話し、「そのときにウーマンラッシュアワーはいるのか心配」と笑いを誘った。

村本は「今後みなさんどういう人になっていくのか、すごく楽しみな時間が始まった感じがする。役者、舞台、なんなのか。素人になって結婚するのでもいいし、どういう人になっていくのかすごい楽しみで、俺も頑張りたいと思うから、これからも応援してます、小栗ちゃん!」とおなじみの“小栗びいき”を入れ込み、「えー!」「涙返して!」という声が上がった。