レアル・マドリーに所属する日本代表FW久保建英(18)がマジョルカに期限付き移籍する可能性が浮上している。スペイン『アス』が伝えた。

 今夏、レアルに加入した久保は、カスティージャ(Bチーム)に所属する予定となっていたが、プレシーズン中はトップチームに帯同し、短い出場時間ながら印象的なパフォーマンスを披露。新シーズンに向けてカスティージャで試合に出場しながら、ここ2日間はトップチームの練習にも参加していた。

 元ブラジル代表FWロナウド氏がオーナーを務めるバリャドリーへの期限付き移籍も報じられた久保だが、スペインテレビ局『ラ・セクスタ』の番組『フゴーネス』が「久保建英はローンでマジョルカに移籍する」と報道。レアルとしても他のクラブで経験を積ませたいと考えていたようだ。

 1916年創設のマジョルカは、過去にFW大久保嘉人やMF家長昭博が在籍したクラブ。昨季はセグンダ・ディビシオン(2部)で5位に入り、昇格プレーオフを勝ち抜いて2012-13シーズン以来のリーガ・エスパニョーラ昇格を決めていた。