今夏ドルトムントからスペイン2部のレアル・サラゴサに移籍した日本代表MF香川真司。2部クラブ移籍という彼の意外な選択に多くの人が驚かされたことだろう。現地のファンも、まさかドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドで活躍した実力者がサラゴサに加入するとは思ってもみなかったはず。新たにチームメイトとなる選手もこの移籍には驚いたようだ。

スペイン『El desmarque』によると、現地時間17日に行われるテネリフェ戦前の会見に出席したDFカルロス・ニエトが香川の加入について言及。記者に「カガワの契約についてどう思った?」と問われた同選手は次のように回答した。

「チーム全員にとってエキサイティングな契約だったね。驚いたよ。このチームはシンジにとって良いアピールの場となるだろう。ロッカールームに彼がいると興奮するんだ。そして今季、彼が大いにチームを助けてくれるはずだと確信している。彼のプレイのうまさにはシンプルに驚かされた。彼はうまくチームに順応しているよ」

新たな同僚もこの日本代表MFの加入に興奮している。2部クラブに所属する選手たちにとって、ドイツやイングランドでリーグ優勝を経験した選手と一緒にプレイする機会はほぼないと言っていい。香川の加入はチームレベルだけでなく、多くの若手にも好影響を与えるかもしれない。

はたして2019-20シーズン、香川はスペインでどれほどのパフォーマンスを披露してくれるのだろうか。日本が誇るMFの新たな挑戦に期待が高まる。

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