川崎市の殺傷事件で、容疑者が「ひきこもり傾向にあった」と報道されていることに対し、「ひきこもりが犯罪者予備軍であるかのように伝えるのは偏見だ」とする声が上がっている。NHKニュースが報じた。

ひきこもりの当事者たちで作る雑誌「ひきポス」の編集長で、自身もひきこもり経験者の石崎森人氏はネット上の記事で「(ひきこもりという)属性の一部が一致するからと言って、その他の人たちも同じように『危ない人』としてみるのは、偏見だ」と訴えた。また、「ひきこもり当事者の側から声を上げることで、世間の持っているイメージを変えられると信じています」と語っている。

「『ひきこもりは犯罪予備軍』は偏見だ」当事者の声広がる(NHKニュース)