公共の場での授乳時には、おそらくほとんどの母親がなるべく目立たないようにと場所や人目を選ぶ配慮をすることだろう。しかし中には周りに気を遣わない母親もいるために、堂々とした授乳風景を目の当たりにした時には周囲がギョッとしてしまうこともある。このほどイギリスで、ある夫婦が「隠れて授乳をするよう指示されて、悪いことでもしているかのような気持ちにさせられた」と怒りの声をあげた。『Metro』などが伝えている。
エセックス州バジルドンのピットシーにあるカントリー・パーク「Wat Tyler Park(ワット・タイラー・パーク)」に、生後4週のマックス君と2歳のローガン君を連れてやって来た母親クリスティーナ・カーティスさん(31歳)と夫スティーヴさん(35歳)は不快な経験をした。
クリスティーナさんはマックス君に授乳をしようと座れる場所を探したが、あいにくカフェは閉店しており、受付にいたスタッフに「どこか座れる場所はないか?」と尋ねた。スタッフはクリスティーナさんのために使用していない階段の下に青色の椅子を置いてその場しのぎのカーテンをひき、他の人たちから見えないようにと授乳のためのプライベートな空間を作った。
しかし、こうしたスタッフ側の配慮が裏目に出てしまったようだ。受付のあるワット・タイラー・センターの中に入ったスティーヴさんは、授乳しているはずの妻の姿が見えなかったため電話を鳴らすと、カーテンの陰に隠れて授乳しているクリスティーナさんを発見した。その光景を見たスティーヴさんは、メディアに怒りをこのように露わにしている。
「妻は私に『ただ息子に授乳したかっただけなんだけど』と言っていました。カーテンの陰に押しやられた妻は、まるで悪いことでもしているかのように隠されていたのです。こんなことをされると、授乳行為がまるで恥じることであるかのような気持ちにさせられてしまいます。スタッフに苦情を言うと、『みんなのためですから』と言われました。母乳を与えることは赤ちゃんにとって最善と言うわりには、その行為自体は公共の場で行うとまるで悪いことをしているかのような気持ちにさせられます。今は2019年ですよ。未だに公共の場での授乳をタブーであるかのように対応するなんて、許し難いことです。今後、息子に授乳できないかもしれないと不安な気持ちになり、どこにも外出できなくなってしまいますよ。」
この件を受けて、パークを運営しているバジルドン協議会側は夫婦に直接連絡し謝罪したという。また、「パークのスタッフには授乳を望む母親への接客については、再訓練をするように伝える」と述べている。しかしこのニュースを知った人からは、このような声があがった。
「スタッフが椅子を用意して、プライベートな空間も作ってわざわざ配慮してくれたのに、なんなのこの母親。みんなの目の前で授乳したかったってこと!? 頭おかしいんじゃないの?」
「面倒な問題を避けたいなら、哺乳瓶で与えればいいだけのことでしょう。」
「プライベートな空間を与えてもらっておいて、なにを苦情言ってるわけ!?」
「普通、お腹が空いた赤ちゃんに授乳をするためなら、いちいち周りに聞く必要ないでしょう? でもスタッフに尋ねたということは、プライバシーを望んだからよね? なぜ文句言うの?」
「この場所のどこが悪いの。別に汚い場所に押しやられたわけでもないし、普通じゃないの。こんなことで文句を言うなんてかわいそうな人。」
「公共の場で授乳するほとんどの母親は、できるだけプライバシーを守りたいと思っているはずよ。」
「再訓練が必要なのはスタッフじゃなく、母親だろう。」
これらの非難の声に、クリスティーナさんはこのように答えている。
エセックス州バジルドンのピットシーにあるカントリー・パーク「Wat Tyler Park(ワット・タイラー・パーク)」に、生後4週のマックス君と2歳のローガン君を連れてやって来た母親クリスティーナ・カーティスさん(31歳)と夫スティーヴさん(35歳)は不快な経験をした。
クリスティーナさんはマックス君に授乳をしようと座れる場所を探したが、あいにくカフェは閉店しており、受付にいたスタッフに「どこか座れる場所はないか?」と尋ねた。スタッフはクリスティーナさんのために使用していない階段の下に青色の椅子を置いてその場しのぎのカーテンをひき、他の人たちから見えないようにと授乳のためのプライベートな空間を作った。
しかし、こうしたスタッフ側の配慮が裏目に出てしまったようだ。受付のあるワット・タイラー・センターの中に入ったスティーヴさんは、授乳しているはずの妻の姿が見えなかったため電話を鳴らすと、カーテンの陰に隠れて授乳しているクリスティーナさんを発見した。その光景を見たスティーヴさんは、メディアに怒りをこのように露わにしている。
「妻は私に『ただ息子に授乳したかっただけなんだけど』と言っていました。カーテンの陰に押しやられた妻は、まるで悪いことでもしているかのように隠されていたのです。こんなことをされると、授乳行為がまるで恥じることであるかのような気持ちにさせられてしまいます。スタッフに苦情を言うと、『みんなのためですから』と言われました。母乳を与えることは赤ちゃんにとって最善と言うわりには、その行為自体は公共の場で行うとまるで悪いことをしているかのような気持ちにさせられます。今は2019年ですよ。未だに公共の場での授乳をタブーであるかのように対応するなんて、許し難いことです。今後、息子に授乳できないかもしれないと不安な気持ちになり、どこにも外出できなくなってしまいますよ。」
この件を受けて、パークを運営しているバジルドン協議会側は夫婦に直接連絡し謝罪したという。また、「パークのスタッフには授乳を望む母親への接客については、再訓練をするように伝える」と述べている。しかしこのニュースを知った人からは、このような声があがった。
「スタッフが椅子を用意して、プライベートな空間も作ってわざわざ配慮してくれたのに、なんなのこの母親。みんなの目の前で授乳したかったってこと!? 頭おかしいんじゃないの?」
「面倒な問題を避けたいなら、哺乳瓶で与えればいいだけのことでしょう。」
「プライベートな空間を与えてもらっておいて、なにを苦情言ってるわけ!?」
「普通、お腹が空いた赤ちゃんに授乳をするためなら、いちいち周りに聞く必要ないでしょう? でもスタッフに尋ねたということは、プライバシーを望んだからよね? なぜ文句言うの?」
「この場所のどこが悪いの。別に汚い場所に押しやられたわけでもないし、普通じゃないの。こんなことで文句を言うなんてかわいそうな人。」
「公共の場で授乳するほとんどの母親は、できるだけプライバシーを守りたいと思っているはずよ。」
「再訓練が必要なのはスタッフじゃなく、母親だろう。」
これらの非難の声に、クリスティーナさんはこのように答えている。
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