最近、日本を訪れる韓国人観光客が増えている。

旅行を通じて日本の文化や食事などへの理解が高まるのもいいことだが、旅行の醍醐味といえば、やはり買い物ではないだろうか。

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韓国のネット上には「日本に行ったら必ず買って帰るものリスト」が出回るほど、日本のお土産情報が溢れる。

日本を旅行したあと、買ってきた“戦利品”の画像をSNSなどにアップし、“これは絶対買ったほうがいい”などとアドバイスするのも多く見受けられる。

はたして韓国人観光客が絶賛する日本の商品は何か。 ネット上の口コミをもとに、7つの商品をピックアップしてみた。

「蒟蒻畑」(マンナンライフ)

韓国では通称「コンニャクゼリー」と呼ばれる蒟蒻畑。“日本に行ったら買うべきもの”として必ず名前が挙がる商品だ。

SNSには「魔性の食べ物」「この食感にハマった」という書き込みが多く、美意識の高い韓国だけにダイエット食品としても知られている。

「ロイヒつぼ膏」(ニチバン)

肩こりや腰痛の症状をやわらげる温感タイプの貼り薬。韓国では「コインパス」と呼ばれ、ものすごく効果があると口コミで話題になっている。

年配者へのお土産としても大人気で、ファンも続出。たとえ日本に行けなくても、“直購”(海外のショッピングサイトで直接購入)や購入代行サービスを利用して手に入れる人が多く、日本土産の必須アイデムと言っても過言ではない。

「ほろよい」(サントリー)

「できるものなら、箱買いして持って帰りたい」という声が出るほど人気の缶チューハイ。韓国人に最も好まれる味は「白いサワー」と「桃」という。

今は韓国に正式輸入されているが、日本でしか買えない期間限定品などもあるため、いまだに日本で必ず買っていくという人が多い。

一時期は、これだけを買うために日本に出かける人がいたとのウワサも……。

「サロンパスAe」(久光製薬)

嵐の二宮和也がCMモデルを務めることでおなじみのサロンパスは、韓国人観光客の間でも言わずと知れた人気商品。

韓国ではサロンパスのようなミニサイズの貼り薬がなかなか見つからないためか、「日本土産の必須アイデム」として名高い。

韓国の貼り薬に比べると臭いも少なく、その使いやすさから年配の方へのお土産としてぴったりだそうだ。

「アーモンドピーク」(グリコ)

日本のチョコレートといえば、明治の「マカダミアチョコレート」が流行していた韓国。

ただ近年は韓国にも正式輸入されることになり、わざわざ日本で買う必要はなくなった。そこで新たに人気を広げているのが、「アーモンドピーク」である。

アーモンドを砂糖水に煮込むと同時にローストするというグリコ独自の「アメ焼き」製造法で作られたため、現存するアーモンドチョコの中でも断トツの“カリカリ感”を味わえるのはもちろん、「冷蔵庫に入れて食べるとより美味しい」という口コミが広がり、じわじわと注目を集めているようだ。

「ふわりんかソフトキャンディ」(クラシエ)

食べると口と体でローズの香りがする「ふわりんか」。韓国では、とある女優の御用達キャンディとして知られ、有名となった。

日本は韓国に比べて口臭や体臭関係のアイディア商品が多いが、中でも画期的と言えるこの商品は韓国人の好奇心を掻き立てるには十分だろう。

韓国では通称「薔薇キャンディ」「食べる香水」と呼ばれており、若い女性の間で人気だ。

「熱さまシート」(小林製薬)

冷却シートというものが一般的に使われない韓国。だからこそ、多くの韓国人観光客が日本で必ず買っていくのが、長時間冷却効果を発揮し、使い捨てできる便利な「熱さまシート」だ。

若いママたちの間では「家に常備するべき必須アイテム」といわているとか。

「夏場にはおデコや首元に貼ってもいい」「捻挫した部分に貼ればいい」などのアドバイスも見受けられるほど、日本旅行のお土産として人気を博している。