森保一監督率いる日本代表は10月12日、新潟のデンカビッグスワンスタジアムでパナマ代表と対戦。3-0で勝利を収めた。コスタリカ戦に続いて南野拓実、伊東純也が得点を決め、最後は川又堅碁がオウンゴールを呼び込んだ。ちなみにこの南野、伊東、オウンゴールという得点記録は、偶然にもコスタリカ戦のそれと全く同じとなっている。

 スコアだけを見れば快勝。しかし、試合内容については、コスタリカ戦の絶賛とは異なり、サポーターから不満の声も上がっていたようだ。

 ツイッター上では、先制点を決めた南野、そして2点目を押し込んだ伊東に対しては、得点力を称える声とともに、目立つミスが多かったことへの不安も窺えるコメントが多く見られた。

 また、過去にアルビレックス新潟に在籍し、今回“凱旋”出場を果たした川又のゴールは、試合後に公式記録でオウンゴールに訂正された。3年半ぶりの代表ゴールを逃した川又だったが、最後までボールに食らいつく泥臭さには“らしさ”に溢れていたという賛辞が続々。

 そして、得点者たちの陰でじんわりと評価を上げていたのが原口元気だ。前半は慎重だったが、後半は持ち味のドリブル突破などでパナマ守備陣を翻弄。3点目はオウンゴールのためアシストはつかないが、原口のドリブル突破からの川又へのラストパスに、「実質原口のゴールでは」という声もあったほどだ。

 新戦力が加わって2戦目。賛否両論に溢れたパナマ戦のファンの声をまとめて紹介する。
 

「イージーなパスをことごとく外してきたのにこんな難しいのはあっさり決める南野!」
「南野のゴールはちょっとパナマDFのミスもある。でも前の代表はあれすら入らなかったから…」
「ミスもあったけど、やっぱりサッカーは1点がめちゃ重いからゴール決めた南野は大正義だよねって感じ」
「伊東純也が2試合連続ズバッと決めた!! 怪我が心配すぎる」
「そこにいるのが才能だ、伊東は(笑)」
「トラップに失敗し、バタバタしてる間に前後の相手に挟まれて、わちゃわちゃしたけど何故かボールがゴール方向に転がったという…。これがジュビロの川又だ!」
「アルビレックス新潟在籍時の泥臭い、川又らしいゴールを見れて嬉しい!!」
「伊東のゴールのきっかけは原口だよな。攻めるわ守るわで本当にすごい。本当に体力あるわ。よく走る」
「川又的には会心のゴールとはいかなかったが、それでもゴールはゴール。それにしても、後半のこの時間にカットしたボールをドリブルであそこまで運んだ原口はさすが」
「原口は安定して良いプレーをしているから安心感があるなあ」

 森保ジャパンの次戦は、南米の強豪ウルグアイ。ロシア・ワールドカップではベスト8まで進んだチームに対して、日本代表はどのような布陣で臨むのだろうか。

【川又堅碁PHOTO】かつてプレーした地で後半途中出場からの凱旋弾を連続写真で掲載!