Jリーグのアドバイザーを務める堀江貴文氏が29日に自身のツイッター(@takapon_jp)を更新し、サイゲームスのサガン鳥栖のスポンサー撤退、サイバーエージェントによるFC町田ゼルビア買収の報道について見解を示している。

 町田を巡っては前日28日、サイバーエージェントが2019年からクラブ経営権の取得を目指しているとの報道があった。さらに、サイバーエージェントの子会社で、2015年7月から鳥栖とスポンサー契約を締結しているサイゲームスは29日、今季限りで鳥栖のスポンサーを撤退すると報じられている。

 堀江氏はサイゲームスに関して「たぶん町田の件は関係ないはず。そもそもスポンサーだから規定には抵触しない」と言及。「おそらく真相は鳥栖の社長が大口スポンサーに断りもなく高額年俸の選手とったり、息子を社長にしてバスケットボールチーム作ったりした挙句、さらに高額のスポンサー要求をしたことによると思われ」と自身の考えを述べ、「せっかく盛り上がってたのに大変だよねこれから」と気遣っている。

 また、2006、2007年シーズンに東京ヴェルディと資本・事業提携を締結していたサイバーエージェントについては、「ヴェルディの時はサイバーエージェントが思うように経営をさせてもらえなかったので撤退したようだ」と語りつつ、「今回はその辺の握りがうまくいったということなんだろうな」との見方を示した。

 なお、町田は28日にクラブ公式サイト上で「弊クラブの経営に関する報道が28日付でございました。こちらに関しましては、現時点で確定したことではございません。今後何らかの正式な決定がございましたら公式サイトで発表させていただきます」と声明を出している。