W杯優勝国フランスのグリーズマンや天才メッシの不在を疑問視

 FIFA(国際サッカー連盟)は現地時間3日、2018年の年間最優秀選手賞の最終候補者3人を発表した。

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)、エジプト代表FWモハメド・サラー(リバプール)がノミネートされたが、ロシア・ワールドカップ(W杯)で優勝したフランス代表の選手や、アルゼンチン代表MFリオネル・メッシ(バルセロナ)の名前がないことに異論が噴出している。

「ロナウドとモドリッチが“ベスト”プレーヤー。グリーズマンは3位にも入らない」と特集したのは、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」だった。

 記事では「フランス人選手が候補にも入らない。信じられない名前だ」と触れ、ロシアW杯優勝に貢献したFWアントワーヌ・グリーズマンらが不在の顔ぶれを非難。FIFA選出の候補者トリオに疑問の声を投げかけている。

 そして、サッカー界が誇る天才プレーヤーである「メッシが入っていないことも議論にならざるを得ない」と指摘している。

 UEFA年間最優秀選手賞にはW杯準優勝のクロアチア代表の司令塔モドリッチが輝いた。W杯優勝チームとメッシを見送ったFIFAの人選は波紋を広げている。


(Football ZONE web編集部)