[アジア大会・準々決勝]日本女子代表2‐1北朝鮮女子代表/8月25日/インドネシア
インドネシアのジャカルタとパレンバンで行なわれているアジア大会に参戦中の日本女子代表。8月25日には、準々決勝で前回王者・北朝鮮女子代表と対戦した。
2大会ぶりの優勝を狙うなでしこジャパンは初戦のベトナム戦からスタメンを6名変更。鮫島彩、有吉佐織、阪口萌乃、長谷川唯、岩渕真奈、田中美南を北朝鮮戦のピッチに送り出した。
勝てば準決勝、負ければ敗退――。一発勝負のトーナメントで日本は4-4-2の布陣を採用。GKに山下杏也加、最終ラインは左から阪口、鮫島、三宅史織、清水梨紗を並べ、中盤の底は有吉、隅田凜の日テレ・ベレーザコンビに託した。2列目は右に中島依美、左に長谷川。最前線は岩渕と田中という組み合わせで北朝鮮戦に挑むと、序盤から相手を押し込む。
日本は高い位置から積極的にプレッシャーをかけ、北朝鮮からボールを奪取。長谷川と中島の両サイドハーフを起点にゴール前へ侵入し、危険な場面を作り出していく。
10分にはペナルティエリア手前でFKを獲得すると、阪口が直接ゴールを強襲。これはGKの正面を付き、得点には結び付かなかった。
序盤こそ攻勢を仕掛けた日本だったが、時間の経過とともに相手のパワーに屈するシーンが散見。フィジカル能力で勝る北朝鮮にカウンターを浴び、ヒヤリとする形を何度か作られる。最終ラインの背後にできたスペースも上手く使われ、守備で後手を踏む場面が増えていった。
それでも、日本は好機を確実に仕留める。苦しい時間が続いていた40分だ。中島の右CKをファーサイドで田中がヘッドで落とすと、岩渕が左足で豪快に蹴り込んで日本が先手を取った。
1‐0で迎えた後半、日本は田中を下げて菅澤を投入。2トップの組み合わせを変え、2点目を狙いにいった。
後半立ち上がりの15分間は相手の猛攻に晒されたが、時間の経過とともにボールを回せるようになる。すると、62分だ。長谷川が菅澤からリターンパスを受けると、最後は絶妙なトラップから右足でボレーシュート。これがネットに突き刺さり、日本がリードを2点とした。
日本は70分にPKで1点を返され、守勢に回る展開となった。しかし、鮫島を中心に粘り強く守り、2‐1で北朝鮮を下して4強入りを決めた。
日本は28日の16時(日本時間18時)から準決勝で韓国と対戦する。
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