フィリーズのヘルナンデスが投手前にバント、失策×2で一気に本塁生還
メジャーが舞台でもこんなことが起きてしまう。米大リーグでなんとも珍しい“バントホームラン”が注目を集めている。7日(日本時間8日)のダイヤモンドバックスーフィリーズ戦での一コマをMLBが公式インスタグラムで公開している。
ミスの連鎖が思わぬ珍事を生み出した。8回、1点リードのフィリーズは先頭のシーザー・ヘルナンデスが3球目をバント。投手前、三塁側に転がした。ここからだった。この回から登板した左腕・ディークマンが処理するも、ぎりぎりのタイミングに焦り、一塁へ悪送球してしまう。
この間にヘルナンデスは二塁を蹴って三塁へ向かう。カバーに入った右翼のスーザが三塁へ送球。しかし、このボールがとんでもない悪送球に……。ヘルナンデスは三塁も回って悠々とホームインした。
バントからまさかのダイヤモンド一周。記録はディークマンとスーザのダブルエラーだが、貴重な追加点となった。MLBは「バント本塁打」とつづり、動画を公開。ファンからはお粗末のプレーを連発したダイヤモンドバックスを嘲笑する声も上がっている。
「間抜けなダイヤモンドバックス」
「リトルリーグでプレーしていた時を思い出す」
「12歳の時に打ったホームランを呼び起こしてくれた」
「オー・マイ・ゴッド」
「ダイヤモンドバックスご愁傷さま、開いた口がふさがらない」
「外野に天使降臨」
まるで少年野球のようなプレーから失点したダイヤモンドバックスは、結局この回4点を失い、その裏に反撃するも2-5で敗れた。(THE ANSWER編集部)