<LPGA最終プロテスト 初日◇24日◇チェリーヒルズゴルフクラブ>

LPGAの最終プロテストが兵庫県のチェリーヒルズゴルフクラブでスタート。上位20位までの合格を目指し、4日間の過酷な戦いが幕を開けた。総距離が短く、比較的穏やかな風の条件のなか、ビッグスコアが続出している。
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そんななか、昨年のレギュラーツアーで賞金シードを獲得し、レギュラーツアーにも出場している三ヶ島かなが、5バーディ・ノーボギー「67」をマークし、首位とは2打差の5位タイスタートを切った。

来年から規定が変わり、これまでの1年限りの「TP単年登録」(TP:ツアープレーヤー)状態では、一定の要件を満たさない限り、QTの受験が認められなくなる。そのため、現在、単年登録の三ヶ島も、「正会員」になるべく今回のプロテストを急きょ受験することにした。

「開幕からインフルエンザと手首のケガで4試合出られなかったし、マズイと思った。締め切りの2日前に受験を決めました」と、プロテストにエントリー。「正会員じゃないと、という気持ちはあったし、もどかしさもありました。“王道”だと思うので」と、プロテストに合格して、晴れて「プロゴルファー」の称号を手に入れると、いつも以上に気合が入る。

先週は国内女子ツアーの「センチュリー21レディス」に出場。最終日は「66」をマークした比嘉真美子と同組でラウンドし、気合を注入された。連戦でつかれもたまり、ましてや連日の気温35度超えともなれば弱音が出てもおかしくないが、「LINEなど、自分にプレッシャーのかかる情報は見ないようにしていますし、とにかく気合。弱音をはいたらガタガタいってしまう」と、闘志満々で大一番と向き合う。

3年前の2015年にもプロテストを受験したが、不合格。その後16年のファイナルQTをトップ通過し、昨年は「アース・モンダミンカップ」で惜しくも鈴木愛に敗れたが、一躍ときの人になった。賞金シード獲得でツアーでも人気選手に上り詰めた三ヶ島。満を持してトライする2度目のプロテストでは、「絶対合格」しか許されない。
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LPGA最終プロテスト初日の結果
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