無印良品」といえば生活雑貨や衣服、食品など幅広い品ぞろえが魅力ですが、不動の人気を誇るのが「カレー」シリーズ。

実際、SNS上では「実質無印はカレー屋」「無印っていうカレー屋、雑貨も売ってて便利だな〜」といった主張を展開する人たちまでいるほど。そんな人気シリーズが先日、バラエティ番組「タモリ倶楽部」(テレビ朝日系)で特集されました。

タモリさん

年間300万食を売り上げる人気No.1カレー

無印良品で販売されているレトルトカレーは、日本風からエスニックなものまでなんと30種類以上。しかも、無印良品の商品約7000点の中で、3年連続売上数量1位なのもカレーなのだそう。

2018年6月8日放送の「タモリ倶楽部」では、タモリさんらが実際にカレーを試食しながら、開発担当者にさまざまなエピソードを聞きました。

番組によれば、多彩なラインアップのうち人気No.1なのが、「バターチキン」(北インド、2009年発売)。

「バターチキン」(画像は公式サイトより)

こちらは年間300万食を売り上げるといいます。タモリさんもひと口食べると「おっ、おいしいですね。本格的な。立派な(チキン)」と納得の様子です。

「バターチキン」はこれまで4回リニューアルが行われ、2016年から現行のバージョン4が販売されています。開発担当者によると、以前はバター感が強い味わいだったのが、バターチキンには欠かせない「カスリメティ」というスパイスを加えたことでより本格的な味に。カレー好きな俳優・鈴木浩介さんは「爽やかさが出る」と解説していました。

無印良品では大人気の「バターチキン」を超えるカレー商品を生み出すべく開発を進めるものの、なかなかその壁を越えられないそう。豊富なバリエーションはその度に新商品が開発されるためです。

その中で唯一、数週間だけカレー売上1位を記録したのが、開発担当者の自信作「スパイシーチキン」(北インド、2017年発売)です。

「スパイシーチキン」(画像は公式サイトより)

辛いだけでなく黒こしょうのスパイス感を前面に出したこと、スパイスが引き立つように油とルーをあえて分離させたことがこだわりなんだとか。タモリさんも「うん、こってり。うまい」と頷いていました。

カレー好き・鈴木浩介も「うまいっすね」

ちなみにタモリさんのお気に入りは南インド系のカレーのようで、エビのシーフードカレー「プラウンマサラ」(南インド、2017年リニューアル)を食べた際には、「うまい。これは食べたくなる。やっぱ南だね、俺は」とコメント。鈴木さんも「うまいっすね。ココナッツの味が出てますね、旨みが。エビの出汁の味がすごく」と感想を述べていました。

「プラウンマサラ」(画像は公式サイトより)

番組では他にも「キーマ」(北インド、2006年発売)や「チキンとごろごろ野菜のスープカレー」(2018年発売)、「チキンシャクティ」(南インド、2017年発売)、「国産りんごと野菜のカレー」(日本、2015年発売)、「グリーン」(タイ、2000年頃発売)、「ジンジャーパネン」(タイ、2016年発売)、「豚肉と玉ねぎのカレー」(日本、2017年発売)、6月15日新発売の「3種の唐辛子とチキン」を試食。

タモリさんは「うまいね。こうなったら色々...」と商品を見渡して興味を示し、カレー好きの鈴木さんはクオリティーの高さに何度も唸っていました。

カレーへの注力・人気ぶりを考えると「無印良品=カレー屋」もあながち間違ってはなさそう。150円〜490円(税込)とお手頃価格から揃うのも魅力です。皆さんも食べ比べて自分のお気に入りを見つけてみては?