1984年ソ連の科学者アレクセイ・パジトノフ氏によって作られ、誰もが一度はプレイしたことがあるゲーム「TETRIS(テトリス)」。なんとテトリスが日本の工芸品とコラボレーションです!

今回紹介するTETRIS FABは、ゲームだけではないテトリスのデザインやコンテンツとしての魅力を、製品やコミュニケーションなどさまざまな形で伝えていくプロジェクト。そのプロジェクトで登場したのが、テトリス×日本の工芸品コラボアイテムなんです。

テトリス×日本の工芸品コラボではすでに10個ものプロダクトが発表されています。笠間焼や越前和紙など人気の工芸品が目白押しです。デジタルな印象が強いテトリスとどのようにコラボしているのか、さっそく見ていきましょう。

ひだの木のテトリス

国産・飛騨の木材を使用し、飛騨高山の職人がテトリスブロックをモチーフに制作した積み木パズル。木の種類によって変わる木肌の色とぬくもり、香り、春慶塗の手触りを実感できる子ども用知育玩具。

飛騨・テトリス積み木パズル

国産・飛騨の木材を使用したテトリミノブロック。同じく木材の台座と曲木の蓋に収納されています。桜の皮の綴じ目デザインをテトリミノモチーフに。

京都・竹重箱

京都の竹を利用し、その模様の美しさに加え、テトリス型の仕分けを入れ込むことにより、料理のバリエーションや楽しい食事を演出できる製品に。

箔押し手貼り竹うちわ

丸亀うちわの伝統的な形である小判形元貼り竹うちわ。持ち手部分も竹をレーザーで彫刻しテトリスを表現、香川漆器の職人が丁寧に漆塗りで仕上げられています。

テトリスうちわ

テトリスの「T」をモチーフにした木製の持ち手と、テトリミノを型どった竹細工の骨組みの「テトリスうちわ」は、伝統的な手法を現代風にアレンジ。

越前和紙・ポストカード

手漉き和紙で作られたポストカード。和紙特有の柔らかな感触と雲母インクで優しい風合いを表現。封筒付きのポストカードです。

茨城・笠間焼 豆皿

江戸時代中期、安永年間(1772〜1781年)から始まったと言われている笠間焼は、平成4年に伝統的工芸品に指定されました。笠間土で焼かれたテトリミノ型の小皿は多目的に使用できる器。

名古屋・和晒ガーゼタオル

日本古来より使われている手ぬぐいを、現代の暮らしに合わせたガーゼに進化させ、テトリスとの出会いで新しい世界観を表現しています。

白磁テトリス万華鏡カップ

日本六大太古窯のひとつである“瀬戸”の陶磁器。テトリミノを万華鏡に見立てたデザインと組み合わせることによって新しくモダンな製品に。

白磁テトリス万華鏡丸皿

瀬戸の土は世界でも有数の粘土で、その滑らかな手触りと軽やかな器は、テトリミノを万華鏡に見立てたデザインと組み合わせることによって新しくモダンな製品に生まれ変わります。

いかがでしたか?工芸品とのコラボといってもかなりポップなアイテムもあってバラエテイに富んでる印象。テトリスでおなじみのブロックの形をモチーフに、それぞれの工芸品の魅力が引き出されたデザインが溢れています。

これらのアイテムは2018年5月31日(木) 〜 6月6日(水)の期間でオープンしているポップストア「Product Japan meets Tetris®」に(銀座SIX内 THE GRAND GINZA JAPAN)に並んでいるので、気になる方は足を運んでみてはいかがでしょうか?

TETRIS FAB

TETRIS FAB - テトリスと日本の工芸品のコラボ