本田の存在感について槙野が言及、自身は世代間の潤滑油的な役割を意識

 日本代表は23日に千葉県内でキャンプ3日目を実施し、浦和のDF槙野智章ら一部の国内組が加わった。

 合流初日となった槙野は、これまでムードメーカー役を担ってきたが、西野朗監督率いる代表チームにおいて「盛り上げ役は本田選手」と明かしている。

 キャンプ3日目を迎えたなか、槙野に加えてGK東口順昭(ガンバ大阪)、DF遠藤航(浦和レッズ)、MF井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)らが合流。負傷を抱えているMF乾貴士(エイバル)も、別メニューながらピッチに姿を現わした。

 そんななか、新生ジャパンの支柱はFW本田圭佑(パチューカ)だという。その明るいキャラクターでチームのムードメーカーとしての役割も見せてきた槙野だが、「僕にとって、このチームの盛り上げ役は本田選手だと思っています」と断言した。

 自身の立場は、世代間の橋渡し役だという。「僕はムードメーカーだとは思っていないですし、年齢的にも上になってきたので、下の世代、上の世代、真ん中の世代と、自分が間に入って良い形で良い空気感を作っていければいい」と続け、潤滑油的な役割を意識している。

 槙野は西野ジャパンでの“盛り上げ役”について本田を名指しすると、「いろんな選手にミックスゾーン(取材エリア)で聞いたら分かると思いますけど、食事会場での笑い声、話し声は彼が一番。間違いなく自然に中心にいるのは彼だと思います。それにひっついて僕もわちゃわちゃしてます」と冗談交じりに語っている。

 30日のガーナ戦で初陣を迎える西野ジャパンだが、百戦錬磨の本田がその牽引役を担っているようだ。


(大木 勇(Football ZONE web編集部) / Isamu Oki)