東京Vの練習に参加するなど調整を続ける本田にベトナム紙が着目

 パチューカの日本代表FW本田圭佑は、自身3度目のワールドカップ(W杯)出場を目指して、帰国後もトレーニングを続けている。

 バヒド・ハリルホジッチ前監督から西野朗新監督に代わり、メンバー選考も不透明な要素が多いなか、海外紙は本田を「W杯でサプライズを起こすためのキーマン」としている。

 6月のロシアW杯に向けて、14日に予備登録メンバー35人をFIFA(国際サッカー連盟)に提出。18日にガーナ戦(30日)のメンバー、31日には最終メンバー23人が発表される予定となっている。

 本田は2018年からスタートしたリーガMX(メキシコリーグ)後期リーグで圧巻のパフォーマンスを披露。7得点7アシストといずれもチームトップの成績を残し、チームの攻撃を力強く牽引した。惜しくも優勝決定プレーオフに進出できる8位以内に一歩及ばず、4月28日に行われた最終節アトラス戦(0-0)でシーズン終了となったが、メキシコ挑戦1年目で確かな足跡を残した。

 本田は3日に帰国してトレーニングを再開。去就が注目されるなかでJ2東京ヴェルディの練習に参加するなど調整に余念がない。そんななか、ベトナム紙「Thanh Nienh」は「日本のケイスケ・ホンダ:太陽が昇る」と見出しを立て、日本代表歴代5位の通算36得点を挙げているアタッカーを取り上げた。


本田の得点力がサプライズの“呼び水”に!?

 記事では、本田がCSKAモスクワ、ACミラン、パチューカと渡り歩いてきたキャリアを紹介。「本田は冒険を止めない」と、ロシアW杯後にはオーストラリアのAリーグでプレーする可能性が高いとの見立てを立てている。

 また、W杯については、代表通算93試合で歴代5位の36得点を挙げている得点力にフォーカスし、「ケイスケ・ホンダは日本が来たるワールドカップでサプライズを起こすためのキーマンだ」と予想している。

 今年3月の欧州遠征で半年ぶりの代表復帰を果たした本田は、ロシアの地で日本を勝利に導く活躍を見せられるだろうか。


(Football ZONE web編集部)