英ベッドフォードシャー州で10歳少年を「懲らしめ」として丸刈りにした理髪店の男が逮捕された件でこのほど裁判が行われ、男には懲役8か月の実刑が科せられた。英メディア『BBC News』『Mirror』などが伝えている。

ベッドフォードシャー州ベッドフォードに住む理容師アブドラヒム・オマー(21歳)は昨年12月、店で10歳の少年が勝手に剃刀を使っていたので、危険であることを教えるための戒めとして少年の許可なくバリカンで丸刈りにした。この時、店内には他の客も座っており少年が刈られる姿を笑って見ていたという。

このことで酷く傷つけられた少年は999に緊急通報した。オマーは逮捕され、2月18日の裁判では少年に身体的危害を惹起した暴行の罪を認めていた。法廷でアレックス・ラドリー検察官が「少年は自分の髪型を気に入っていた。そしてそう感じることは少年にとって大切なことでもあった。しかし丸刈りにされたことで、心身ともに傷つけられ苦しんだ」と話すと、オマーの弁護人は「被告は大きな過ちを犯したことを認めている。過去にこのようなことはしたことがなく一回のみの行為だったが、そこに言い訳など通用しないことも理解している。基本的に間違ったことだったと述べている」と反論した。しかし、リチャード・フォスター判事は「その行為は意図的で悪意のあるものだ。10歳の子を辱めるためにこのようなやり方で対応することは卑劣でしかなく、屈辱の与え方としては最低だ」として、これまで過去に前科のないオマーに8か月の懲役刑を言い渡した。

このニュースを知った人からは「この判決、どう考えてもおかしいでしょ。子供の髪を丸坊主にしただけで身体的危害ですって!? ショッキングだし最低の司法よ」「罰せられるべき悪人がこれほどの罪を与えられないのに、ヘアカットで懲役8か月? イギリスの司法はジョークでしかない」「万引き犯の方が罪が軽いぞ」「イギリス司法が完全にバランスを欠いているということがわかるいい例だな」「こんなことぐらいで懲役刑にしたら市民税を無駄にするだけだろうが」「最近の子供って本当に些細なことですぐにトラウマ化するんだな。親の暴力や学校でのいじめ、教師からの罰に加えて今度はヘアカットでセラピーが必要になるってか」「判決が愚か過ぎる」「こんなぐらいで懲役刑になるのなら、自分も10歳の時母親に丸坊主にされたことを訴えてもいいわけ?」といった声があがっている。

画像は『Metro 2018年4月20日付「Barber jailed for shaving boy’s hair off as punishment」(File picture: Shutterstock)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)