「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月20日〜3月31日/ハードコート)の1回戦で大坂なおみ(日本/日清食品)がセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と対戦。第1セットを6-3で先取した大坂は、第2セットを6-2で取り、セレナ相手にストレート勝利を挙げた。試合時間は1時間17分。

第2セット、先にチャンスが訪れたのは大坂。第2ゲームでポイントをリードするセレナに対してデュースまで追い上げてアドバンテージを取る。しかし、ここはセレナにキープされて先行することはできなかった。逆に第3ゲームで30-40とピンチを迎える。ここで大坂は焦ることなくデュースに持ち込むと、2連続エースでキープすることに成功する。

そして第4ゲーム、大坂は15-40とまたしてもチャンスをつかむと、1ポイント追い上げたセレナの続くショットがネットに掛かり、ブレークに成功。第2セットも先行したのは大坂だった。

その後、お互いにキープする展開となり、迎えた第8ゲーム。ゲームカウント5-2とリードした大坂があと1ゲームで勝利となる瞬間が近づいた。ここでセレナのダブルフォルトなどにより、大坂は0-40と大きくリードしてマッチポイントを握る。追い上げるセレナだが、大坂の甘いリターンをボレーで返すと、その球がサイドラインを大きく割ってしまい、大坂の勝利が確定した。これにはセレナも苦笑いをするしかなかった。

勝利した大坂は、2回戦で世界ランキング4位、第4シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と対戦する。

テニスデイリー編集部)

※写真はセレナ相手にストレートで勝利した大坂なおみ(「BNPパリバ・オープン」決勝のときのもの)
(Photo by John Cordes/Icon Sportswire via Getty Images)