「たまに会う男性がいるんですが、彼にとって私は本命なんでしょうか?」
「付き合っている彼がいるんですが、私とどのくらい真剣に将来を考えているのかわかりません」

このような質問も、5,600件以上の恋愛相談を受けている筆者のもとにはよく寄せられます。
本命になれるかどうかは、相手の男性が「付き合う女性とどういう関係でいたいか」で決まってくるもの。

相手の男性に彼女や奥さんがいる場合は
「将来を考えず、気楽に付き合える女性を求める」
となりますし、そうでない場合は、本命彼女といえるでしょう。

真剣に付き合いたいと思っていれば自分をよく知ってもらいたくなるもの。
今回のコラムでは、その話題や態度について解説していきます。

1.人生観

「夫とはお見合いで知り合いました。2回目に会った時、住みたい場所や転勤の可能性について話をしてきてビックリしたんです。
どうも、あれは私も一緒に住むということだったらしいです」(32歳女性 主婦)

将来や将来のためにやっていくことなど、自分の夢も含めて本命彼女には理解してもらいたいと思います。
お見合いの場合は、結婚前提の出会いですから、早めに人生観の話をしたんですね。

2.価値観

「夫とまだ付き合っていた頃『貯金はいくらあるの?』としょっちゅう聞いてきたことがあるんです。
私のお金をアテにしているのかと思ったんですが、金銭感覚を知りたかったみたいです」(34歳女性 金融)

貯金がどのくらいあるのか聞くのは、相手の金銭感覚を知る手っ取り早い方法。
収入のわりに貯金が少ない場合「あるだけ使うタイプ」といえますし、逆の場合は堅実タイプといえるでしょう。
金銭的なものに限らず、結婚して生活を共にしていく上で2人を取り巻く様々な事柄の価値観を話し、彼女の価値観との距離を近付けようとするのです。

3.弱味

「彼が男らしくリードしてくれる部分に惹かれたんですが、付き合いが長くなってくると女々しいところが目立つように!
喧嘩の時とか、彼が泣いちゃうこととかもあって……最後は私が慰めて終わるんですけど(苦笑)。男って、こんなものなんでしょうか?」(29歳女性 事務)

喧嘩で泣くのは、その内容によると思いますが、弱さを見せるのは、それだけ彼女に心を許しているからといえます。
彼女との結婚を意識した場合、彼女の前では自然体でリラックスした自分でいたいもの。
人前で普段着ている鎧を脱いで、彼女に弱味を認めてもらうことが彼の安心と安らぎに繋がるのです。

今回お話したことは、既に付き合っている間柄でも同じこと。
彼がこの話をしてきたときは、本命のサインかもしれないので、よく耳を傾けると、2人の流れが良くなるかもしれませんよ。

【大人の恋の処方箋】男性が、本命彼女にしか話さない話題って?はWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

橘つぐみ

恋愛コンサルタント。つぐみ恋愛相談所代表。テクニックだけでなく、ポンポンッとうまくいく雰囲気も教えるコンサルや勉強会が人気。著書は『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』、『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』他。2児の母。