20日、フジテレビ「スポーツLIFE HERO'S」では、元シカゴ・カブス、上原浩治の談話を放送。今季の所属先が決まらない上原だが、メジャー複数球団から寄せられているというオファーの存在を明かした他、これまで日本球界復帰を否定してきたことについても「言わなきゃよかった」と話した。

この日、福島での野球教室に参加した上原。トークショーでは「今年もし契約があれば90%以上の確率で(現役を)辞めるつもり」と今季限りでの引退の可能性を語っていた。

イベント後、番組のインタビューに応じ、メジャー球団からのオファーについて「いくつかある?」と訊かれた上原は「そうですね」と認めつつ、「それがどういう契約か、内容がまだはっきりしていない」とコメント。日本でプレーする可能性を否定していたことについては「それ(日本復帰)がないっていう風に言っちゃったからね。言わなきゃよかったな」と苦笑いを浮かべた。

また巨人という選択肢については「お誘いがないんだよな」とおどけてみせた上原。田中大貴アナウンサーから「本当ですか?」と確認されると、「ないよ」と改めてキッパリ。その上で上原は「本当に悔いのないようにしたいし、それだけですよね」と言うに留めた。

このインタビューの模様が流れると、田中アナは「カメラが回ってないところでも何度も『今年で終わりですか?』と聞きましたけども、覚悟は固かった。現状ではありますけども今年最後のシーズンという風に話していらっしゃいました」と補足した。