(台北 28日 中央社)東アジアの中学球児たちが腕を競う台北国際都市少年野球大会は27日、決勝戦が天母球場で行われ、大阪選抜が7−5で名古屋選抜との接戦を制し、優勝した。同チームの優勝は2014年以来、3年ぶり。

同大会は2005年に初開催され、今年で13回目を数える。今年は日本から8チーム、韓国から2チーム、香港から1チーム、台湾からは各地の中学校21校が参戦。日本から出場したのは各地域の選抜チームで、台北市と交流のある松山市と静岡県も参加した。

大阪選抜は同日行われた準決勝で韓国・ソウル選抜に18−4で5回コールド勝ちしたが、決勝では名古屋選抜を前に苦戦を強いられた。試合前半は一進一退の攻防が続き、5−5の同点のまま、7回に突入。大阪が安打や四球で点数を追加し、その後は最終回まで名古屋の反撃を許さなかった。

過去に3度の優勝経験がある台湾の桃園市新明国民中学は、新竹市成徳高級中学附属国民中学と共に8強止まりだった。

(謝静ブン/編集:楊千慧)