「おそロシア」と表現されるロシアではプーチン大統領がヒョウを手なずけたことが知られていますが、今度は住宅地のマンションで飼われているヒョウが犬のようにリードを付けられ、口輪なしで近隣の公園を散歩する様子が目撃されています。

Russian man walks leopard in kids’ playground, neighbors not thrilled (VIDEO) - RT World News

https://www.rt.com/news/409920-leopard-walking-playground-russia/

Нижегородец выгуливает леопарда - YouTube

手綱を引いてマンションの階下に下りてきた男性。手綱の先にいるのは犬かと思いきや……



まさかのヒョウ。



ヒョウは非常におとなしく、男性の後をついて静かに扉から出て行きます。



そして2つ目の扉も通過し、外へ……。



男性がヒョウを散歩させている様子は日常茶飯事のようで、公園を含めて近隣でもしばしばヒョウが目撃されている様子。

Леопард поселился в многоквартирном доме и гуляет на детской площадке, пугая местных жителей. - YouTube

別の男性が手で示す先には……



ヒョウの肉球の跡が点々と続いていました。



駐車エリアを散歩させる様子も記録されています。



ヒョウの飼い主は「Aleksandr」という人物で、ヒョウに口輪などをしない状態で定期的にマンション前の公園を散歩させているとのこと。もちろんしっかりと手綱は握られた状態ですが、近隣住民からは「ヒョウが飼い主を振り切って子どもたちを襲ったらどうしよう」という不安の声もあがっています。

一方で、Nizhny Novgorod’s Kstati Newsという番組の取材に対して、Aleksandr氏は「ヒョウは完全に飼いならされており、人をかんだり襲いかかったりしません。危険なことは何もないのです」と語っています。また、犬に対しては口輪をできるが、猫科の動物に対して口輪はできない、として、口輪を付けて欲しいという意見に反対の意を示しています。

Aleksandr氏はヒョウをどこから手に入れたかについては言及しませんでしたが、もともとヒョウは病気であり治療が必要な状態であったため、生まれた時から世話をしてきたとのこと。

家でヒョウを飼うことについてAleksandr氏が当局の許可を得ているのかどうかは不明。しかし、地元の動物保護局はヒョウが市内を歩き回っているという情報について把握していなかったと語っています。