中国メディア・今日頭条は12日「どうして中国人は日本旅行を選び続けるのか」として、5つの理由を挙げて論じる記事を掲載した。

 1つ目は、季節や気候の影響を受けないことだ。年間を通じて比較的穏やかな気候で、四季によって景色が大きく変わる日本について「世界で1年を通じて旅行ができる国は、絶対に日本のほかにない」と記事は説明している。

 2つ目は、旅行中の消費活動について。日本の物価は決して低いものではないが、旅行における消費活動のコストパフォーマンスは最高だと指摘。そのうえ旅で利用するホテルやレストランはどこも清潔で、サービスもしっかりしているため、なおさらお金を出す価値を強く感じることができると伝えた。

 3つ目には、化粧品が非常に安いことを挙げた。「日本にはドラッグストアが多いうえ、価格が非常に庶民的である。商品の質にも定評がある。日本では、そこまでたくさんのお金を出さなくても、いい商品を買うことができるのだ」としている。

 4つ目は、サービスの質が高いこと。「日本式のサービスは、微笑みがその象徴として世界に知られている。ちょっと見るだけでも店員は笑顔で出迎えてくれ、帰るときにも『またお越しください』と言う。こういったサービスは、また訪れたいと思わせるものだ」と説明した。そして5つ目は、都市環境の美しさだ。街のいたるところが清潔であるとともに、空気がきれいで清々しい青空を見ることができる、とのことである。

 記事は最後に「総じて、中国人の間で海外旅行がますます流行しつつある。欧米旅行はお金がかかりすぎ、しかも韓国旅行は衰退している。そんなこともあって、日本旅行は衰えを知らない状況にあるのだ」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)