10月末からシーズン2の配信がスタートしたNetflixオリジナルドラマの『ストレンジャー・シングス 未知の世界』。待望の新シーズンは優しさと恐怖が入り混じる展開で視聴者を沸かせたが、そもそもクリエイターのマット&ロス・ダファー兄弟は本作をシーズン1で終わらせるつもりだったという。
【関連記事】超能力少女イレブンが復活!『ストレンジャー・シングス』予告編がついに解禁
(本記事は、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン1のネタバレを含みますのでご注意ください)
米Cinema Blendによれば、当初はリミテッドシリーズとして企画されていたようで、最後にイレブン(ミリー・ボビー・ブラウン)が仲間の少年たちを救うために自らが犠牲になって終わることを想定していたのだそう。この話は、カリフォルニア州にあるチャップマン大学にて開講された特別クラスの質疑応答でダファー兄弟が明かしたもの。
ロス曰く「僕は計画通りに進めているように見せたい派なので、このことは話すべきではないかもしれないが、もともとはリミテッドシリーズとして企画が始まった。だから、イレブンは自分自身を犠牲にして世界を救うつもりだった」そうだ。
研究所で実験台として扱われてきたイレブンが、少年たちと出会ったことで愛と友情の真の意味を知り、デモゴルゴンの前に立ちはだかって"友達"を救う。力の全てを出しきり、モンスターの消滅と共に姿を消した場面は、まさに悲劇的な感動シーンで、もし予定通りシーズン1で終了していれば非常に印象的な結末になっていたはずだ。
ロスは「Netflixに企画を提案したときのことを覚えているが、向こうが"このドラマは、どうすれば続けられますか?"と尋ねてきた。僕らが"ウィルは異次元から戻って来るが、彼には問題が残ってしまう...とかはどう?"と答えると、向こうがそのアイディアを気に入ってくれたんだよ」と、Netflixからの提案で複数シリーズ製作が決まったことを明かしている。(海外ドラマNAVI)