「会えない時間が愛を育む」なんて言ったりするように、会えないと相手への思いが強くなります。不倫なんてより制限があるので、気持ちもたかぶる。LINEのやり取りで、思わず感情を爆発させてしまうこともあるでしょう。今回は不倫経験のある女性たちに、かつて送ってしまい後悔している寒〜いLINEについて聞いてみました。

文・塚田牧夫

寄せ集めのポエム風

「好きな人と直接話すことができないなら、文章でその気持ちを伝えたい。だからLINEで思いの詰まったメッセージを送ろうと、いつも一生懸命その内容を考えてました。

どれだけ思っているのかということを伝えようとすると、どうしてもポエム風になっちゃうんです。ラブソングの歌詞みたいな?

まあ所詮は素人なので、いろんな歌詞の寄せ集めのような感じに仕上がってました。“今すぐ駆け出して行きたいぐらい会いたくて震えてる”みたいな。

よくあんなメッセージを恥じらいもなく送ってたと、自分でも感心します」チサ(仮名)/28歳

婚姻届の写真

「不倫をしていたとき、お互いに家庭があったんですが、“いつかは一緒になろう”みたいなことを話してました。完全に雰囲気に酔ってましたね。

私たちはさらに盛り上がって、実際に婚姻届を書こうってなったんです。それで私が区役所に行って婚姻届をもらってきて、まず記入。

次に相手に渡して、全部記入したものを写真に撮ってLINEで送ってもらいました。写真を携帯に保存して、ちょくちょく見返してはニヤニヤして。しばらく心の支えみたくなってました。

今思い返すと、寒気がしますね」ミク(仮名)/30歳

ひとりエッチを解説

「一年ぐらい前に不倫相手がいたんですが、なかなか会う時間はありませんでした。もちろんエッチだってできません。

だから私たちは、時間を合わせてひとりエッチをするというプレイをしていました。それで終わったあとにLINEで連絡を取り合うんです。

どんな感じだったとか感想を述べたり、具体的に解説したり、まあピロートークみたいなものですよね。

相手を思いながらのひとりエッチに、最初はすごく興奮していました。でも時間が経つほどに虚しくなってきて……。あと、冷静になってLINEを見返すとめちゃめちゃ恥ずかしい。

たぶん向こうも同じだったんでしょうね。いつの間にかその習慣はなくなりました」キヨ(仮名)/31歳

舞い上がりすぎた不倫カップルの寒〜いLINEをご紹介しました。

人は舞い上がると、周りが見えなくなるもの。そんなときに送ったLINEはどれも、こっ恥ずかしいものばかりでしょう。それもいい思い出……となるにはかなりの年月を要するかもしれませんね。

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