▽5試合の出場停止処分が確定したレアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、自身のSNSを通じて異議を唱えた。

▽13日に行われたスーペル・コパ1stレグのバルセロナ戦で、レアル・マドリーは3-1と完勝した。この一戦に途中出場したC・ロナウドは1得点の活躍を見せたが、その後にユニフォームを脱いだゴールセレブレーションで1枚目のイエローカードを提示された。さらに、82分には相手選手ともつれあうようにしてボックス内で転倒。しかし主審はC・ロナウドのシミュレーションと判断して2枚目のイエローカードを提示した。同選手はこの判定に対する抗議の一環の中で主審を手で押したとして、5試合の出場停止処分を科されることとなった。

▽これを受けてマドリーはスポーツ行政裁判所(TAD)に処分軽減を提訴。しかし22日、同クラブの働きかけも空しく、訴えを棄却されたことが発表となった。その後、当事者であるC・ロナウドがSNSを更新。退場処分そのものが間違いだったという主張をほのめかしつつ、今回の決定に対する不満を漏らした。

「またしても理解不能な裁定だ。不公平がさらに不公平を呼んだ」

▽また、C・ロナウドはファンに対して、以下のような内容も併せて伝えた。

「いつものように彼ら(ファン)は決して中傷しないだろうし、支えてくれる人々に報いるためにも、僕はより強力になって戻ってくるよ」