全米プロゴルフ選手権、2位タイに後退も首位キスナーと1打差

 海外男子ゴルフの全米プロゴルフ選手権(クウェイルホローC)第3日は11日(日本時間12日)、首位タイから出た松山英樹(レクサス)が1バーディー、3ボギーの「73」でスコアを2つ落とし、通算6アンダー。2位タイに後退したが、首位のケビン・キスナー(米国)とは1打差。最終日にチャージを見せる「サンデー・ヒデキ」で逆転のメジャー初Vを狙う。

 我慢のゴルフとなった。1番パー4でいきなりボギーを叩いた。しかし、その後はパーでしのぐと、7番パー5で初バーディー。前半をイーブンパーで折り返した。後半は苦しい展開となった。12、13番で連続ボギー。2日連続でバーディーを奪っていた15番もバーディーを逃すなど、ノーバーディー。結局、スコアを2つ落とし、通算6アンダーでクリス・ストラウド(米国)と並び、2位タイとなった。

 それでも、首位を守ったキスナーも出入りの激しいゴルフで「72」で1つスコアを落とし、松山は1打差。十分に射程圏にある。今季全米オープン、ブリヂストン招待など無類の強さを発揮してきた最終日に猛チャージで逆転を狙う。「サンデー・ヒデキ」で逆転の可能性は十分だ。

 松山の第3日の全ホール結果は以下の通り(カッコ内はパー数)。

我慢のゴルフが続いた全18ホールの内容は?

1番(4)△
2番(4)―
3番(4)―
4番(3)―
5番(4)―
6番(3)―
7番(5)○
8番(4)―
9番(4)―

10番(5)―
11番(4)―
12番(4)△
13番(3)△
14番(4)―
15番(5)―
16番(4)―
17番(3)―
18番(4)―