太平洋戦争末期に三菱重工業の軍需工場などへ動員された元朝鮮女子勤労挺身隊員の韓国人女性と遺族の2人が損害賠償の支払いを求めた訴訟で、韓国の光州地裁は8日、請求を認めて賠償を命じた。共同通信が報じた。

 韓国最高裁は2012年、1965年の日韓請求権協定では植民地支配に絡む被害に対する韓国人の個人請求権は消滅していないと判断していた。

韓国地裁、三菱重工に賠償命令 元挺身隊員の訴え認める(共同通信)