「あのIZAMさんが昨年4月、新宿二丁目にバーを開店していたんです。別の飲み屋で知り合ったという女性との共同経営です。IZAMさん本人も店に出ていて、最初は繁盛していたんですが……」(芸能プロ関係者)
 
90年代にヴィジュアル系バンド『SHAZNA』のボーカルとして一世風靡したIZAM(45)。06年に吉岡美穂(37)と再婚。3児に恵まれている。今年5月にはヤクザ・アクションDVDに出演するなど、芸能活動は続けているが……。
 
そんな彼が開店したというバーは、日本一のゲイタウン・新宿二丁目の雑居ビルの2階にある。だが、ゲイバーではないという。
 
「開店当初は“IZAMさんから連絡をもらったから”という業界関係者もいっぱい来ていました。また、彼がプロデュースする劇団『ベニバラ兎団』の若い子たちもよく来ていましたね。ところが半年が過ぎたころから、お客が減ってきて……。中には、店の存在を聞きつけて訪れるIZAMさんのファンもいたのですが、彼は『そういう客は面倒くさいから』と言って、お店を開けないこともあって」(前出の客)
 
売り上げはIZAMが管理。共同経営者の女性と折半する約束だったというが、3カ月間も支払いが遅れることもあったという。女性との関係も悪くなり、今年2月末でIZAMは店を辞めていった。じつは、IZAMが慣れないバー経営に乗り出したのには切実な理由があった。
 
「じつは彼、一昨年の秋に所属していた大手事務所を辞めているんです」(前出・芸能プロ関係者)
 
劇団の活動に集中するかたわら、「3人の子どもたちのために」とバー経営に乗り出したというわけだ。だが、夢は破れて――。
 
「幸い、奥さんの吉岡美穂さんとの夫婦仲はとてもいいんですよ。吉岡さんは子育てをしながら月2本ほどテレビ出演して家計を支えています」(テレビ局関係者)
 
夫のピンチは妻がカバー。劇団は秋にも公演を予定しているというが、“再起”の道は険しそうだ――。