「新しい10.5インチiPad Pro」や「12.9インチiPad Pro」は、 29W・61W・87Wの「USB-C電源アダプタ」と「USB-C - Lightningケーブル」を使えば急速充電が可能になります。Barclays(バークレイズ)のアナリストはiPad Proと同様に、「新型iPhone(iPhone 8)も急速充電機能に対応し、USB-C電源アダプタが同梱される」と予想しています。

iPhone 8 Expected to Include Faster 10W USB-C Wall Charger - Mac Rumors

https://www.macrumors.com/2017/06/28/iphone-8-faster-10w-usb-c-wall-charger/

国際金融グループ・バークレイズのアナリストであるブレイン・カーティス氏は、iPhone 8には「10W USB-C電源アダプタ」または、MacBookの「29W USB-C電源アダプタ」が同梱され、iPhone 8が急速充電に対応するものと予想しています。iPhone 8が急速充電に対応するものと予想しています。これはiPhone 8の充電/同期用のLightning端子がUSB Type-C端子になるというわけではありません。そのため、Mac RumorsはiPhone 8には従来の「USB-A - Lightningケーブル」ではなく、「USB-C - Lightningケーブル」も同梱されると予想しています。





Mac Rumorsは「従来のUSB-A電源アダプタに変更するオプションも設けられる」とも予想していますが、従来のiPhoneの「5W USB電源アダプタ」や、iPadの「12W USB電源アダプタ」といったUSB-A接続のアダプタはUSB PD(Power Delivery)に準拠していないため、急速充電には対応していません。

つまり、iPhone 8が急速充電に対応するにはUSB Type-Cのアダプタが必須になるわけですが、サードパーティー製で「USB-C - Lightningケーブル」のMFi認証製品は今のところ存在しないため、「純正品以外のケーブル調達が難しくなる」という問題も発生しそうです。