毎日の仕事では大変なことやつらいこともたくさんありますが、結果がでたり評価されたりといいことがあると「もっと頑張ろう!」とモチベーションもUPしますよね。ではそんな仕事のやる気を回復させてくれるのは、いったいどんな瞬間なのでしょうか。今回は社会人のみなさんに、仕事のモチベーションが上がるのはどんなときか聞いてみました。

■仕事のモチベーションが上がるのはどんなときですか?

こんなミスにご用心!「仕事でやりがちな失敗」診断

第1位「給料・ボーナスがあがった」113人(38.18%)
第2位「仕事にやりがいを感じた」32人(10.81%)
第3位「難しい仕事を成功させた」26人(8.78%)
第4位「仕事ぶりをほめられた」24人(8.11%)
第5位「感謝された」19人(6.42%)

●第1位「給料・ボーナスがあがった」

・ボーナスをもらえるともっと仕事を頑張ろうと思うから(女性/23歳/食品・飲料)
・評価が具体的でうれしい(男性/33歳/金融・証券)
・目標達成でき、事後的ではあるが給与も少し増えてやりがいも感じたから(女性/24歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
・家族生活を充実させるために仕事をやっているので、収入が上がるのが一番うれしい(男性/33歳/団体・公益法人・官公庁)

●第2位「仕事にやりがいを感じた」

・自己満足でも、やりがい・達成感が得られれば、モチベーションはあがるのでは(男性/50歳以上/自動車関連)
・やってよかったと思えたとき次の仕事をやろうとモチベーションがあがる(女性/23歳/金属・鉄鋼・化学)
・自分の中でしたいことが仕事で表現できたとき(男性/38歳/その他)
・この仕事でこんなことができるんだとか発見があったとき(女性/33歳/不動産)

●第3位「難しい仕事を成功させた」

・成功というか、そもそも失敗から始まった仕事をなんとか成功に導いたときはくじけずやってよかったと思った(女性/48歳/その他)
・できなかったことができた、それでいて評価されたときはやはりうれしい(男性/33歳/マスコミ・広告)
・誰もできない仕事があってそれを自分がこなしたら達成感が出たから(男性/28歳/運輸・倉庫)
・何年がかりもの大きな仕事を終わらせたとき、達成感を感じるから(女性/33歳/学校・教育関連)

●第4位「誰かに仕事っぷりをほめられた」

・頑張りを見てもらえていると、もっと頑張ろうと思えるから(女性/25歳/アパレル・繊維)
・上司にほめられたときにうれしかった思い出があるから(男性/29歳/商社・卸)
・人から認められると、私がやってきたことは間違いじゃなかったんだなと思える(女性/25歳/生保・損保)
・誰かが見ていてくれて、さらにほめてもらえると、やる気がみなぎるから(女性/34歳/食品・飲料)

●第5位「誰かに感謝された」

・得意先等に感謝してもらえると、自分自身の存在価値が上がったと思えるから(男性/35歳/食品・飲料)
・感謝されるとやってよかったという気持ちになるので、やる気にも繫がるし頑張れる(男性/26歳/自動車関連)
・緊急入院した患者さんが、治療・リハビリを終えて元気で自宅に退院するときに、感謝の言葉を口にされる。その笑顔を見るたびに我々も幸せな気持ちになる(男性/50歳以上/医療・福祉)
・なにかしらの役に立っていると実感できるから(男性/50歳以上/食品・飲料)

●その他

・目標が達成できた。新製品の開発で期待されたものが発売できて、売れたときにはうれしいもの(男性/50歳以上/電機)
・目標が達成できた。事業系の部署から約束された目標を達成でき、それが事業で使われることがモチベーションに繫がる(男性/50歳以上/情報・IT)
・自分の得意な仕事をした。デザインのできがよかったとき(女性/31歳/情報・IT)
・人間関係に恵まれていると感じた。一番の悩みが人間関係だったから(女性/43歳/建設・土木)

圧倒的に多かったのは給料やボーナスが上がったときという答えでした。もちろん収入が増えるのはうれしいはずですし、はっきりした数字の上昇で評価が示されるため、わかりやすいということもあるのかもしれません。

いかがでしたか? ほかにも仕事ができた達成感を味わうことや、自分がした仕事を見てくれていた人がいるということもモチベーションアップに繋がるようです。「褒められる」「感謝される」などはっきりした形ではないことも、仕事をする中で自分の価値を見出して頑張ることのできる一因になるのではないでしょうか。

文・マイナビ学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査期間:2017年5月
調査人数:社会人男女297人