2017年にAppleがリリースするとされる新型iPhone「iPhone 8」は、極細ベゼルになってホームボタンが撤廃されるなどさまざまなウワサが流れています。そんな中、中国のソーシャルメディアWeiboからiPhone 8の画像が流出しており、新型iPhoneがどんな端末になるのかがうかがい知れるようになっています。

New iPhone 8 Dummy Video Surfaces as Third-Party Companies Start Developing Clones - Mac Rumors

https://www.macrumors.com/2017/05/24/iphone-8-dummy-video-and-clones/

New iPhone 8 renders show rear Touch ID and color variations | 9to5Mac

https://9to5mac.com/2017/05/24/iphone-8-renders-colors/

これまでiPhone 8の試作品設計図や金型の写真がリークされてきましたが、これらに一貫していたのは「極細ベゼル」採用でディスプレイが大きくなり、背面のデュアルカメラは縦に伸びているという点でした。しかし、新しくリークされた画像を見ると、これまでのラインナップにはないカラーリングが登場するらしいことがわかります。

今回流出した画像を見ると、iPhoneの背面にあるAppleのロゴのすぐ下にTouch IDセンサーが移動していることがわかります。これまでのところTouch IDセンサーはディスプレイに埋め込まれるという予測と、背面に移動するという予測の2つがありましたが、リークされた画像は背面に移動することを示唆しています。



また、アナリストの一部はiPhone 8がワイヤレス充電に対応するために「背面の一部がガラス素材になる」と予測していましたが、リーク画像を見る限り背面はこれまで通りアルミニウムとなりそう。

さらに、2枚のリーク画像を見ると、1枚目の左端に背面が真っ白な新色と思われるiPhoneが置かれていることがわかります。フロントディスプレイはこれまでの予想通り極小ベゼルで画面占有率が大きくなる模様。なお、2017年4月にリークされた試作品設計図の中に、今回リークされた画像と同じiPhoneが存在しました。



これと同じ画像をApple製品のリークなどを行っているBenjamin GeskinさんがTwitter上で「中国からのiPhone 8のクローン画像」というツイートと共に公開しています。Benjamin Geskinさんいわく、この画像はiPhone 8の初期試作モデルを中国企業が実物化したものとのこと。iPhone 8の最終的なデザインがこれと同じになるかは不明ですが、Mac Rumorsは「その方向性は垣間見える」としています。



これとは別に、MobileXpose.comもiPhone 8のレンダリング画像を独自ルートで入手しています。こちらの画像でもブラック・シルバー・ホワイト・ゴールドの4つのカラーリングが並んでおり、「真っ白なiPhone」の登場を予感させます。なお、こちらのレンダリング画像では背面にTouch IDが配置されていません。



さらに、2017年4月に登場したiPhone 8のダミーモデルを実際にあれこれ触っているムービーも公開されています。

Exclusive: First iPhone 8 Dummy Hands-on Video - YouTube