東京ディズニーリゾートで、いちばんスタイリッシュで、お洒落なレストランはどこだか、頭に浮かびますか?

【写真19枚】TDRお洒落No.1レストラン「カンナ」キッズプレート フォトギャラリー

東京ディズニーシーの「マゼランズ」や、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタの「オチェーアノ」「ベッラヴィスタ・ラウンジ」も候補に挙がりますが、個人的にNo.1に推したいのが、東京ディズニーランドホテルの「カンナ」です。

地味? ハードルが高い? お洒落No.1「カンナ」とは

東京ディズニーランドホテルに宿泊した経験のある人でも、「カンナ」と聞くと、あれ……ホテル内のどこにあるレストランだっけ? と首をかしげる人も、少なくないではないでしょうか。

東京ディズニーランド方向からホテルに入ると、すぐ左手に見えるのですが、実際、カンナの入口は、とても地味な印象です。

メニューを見ると、コース料理中心で、気軽に食べに行ける金額でもありません。

料理の写真を見ても、お洒落ではあるけれど、味が直感的に想像できないケースが多い。

もちろん創作料理なので、目で楽しんで、舌で驚くのが、「カンナ」の堪能の仕方だとは思うのですが、東京ディズニーリゾートには、他にも魅力的なレストランがいっぱいなので、なかなか候補にしづらいところがあります。

他のディズニーホテル内レストランと違って、スペシャルイベントごとの限定メニューもあまり出さず、ディズニーキャラクター色があまり感じられないのも、ハードルが高くなる理由の一つでしょうか。

ハイクオリティな創作料理を美酒で楽しむ

直感的には、いまいち利用シーンの判然としない「カンナ」ですが、何回か食べに行ってみると、他レストランにはない、優れた個性と、抜群の魅力が見えてきます。

料理は、「ヘルシー&ビューティー」をテーマにした創作料理。

一つひとつが、厳選された素材を活かした、スタイリッシュなメニュー。

まるで “作品” のような料理を目の前にすると「どういう味がするのかな……」とワクワクがとまりません。

そして、口に運ぶと、これだけ見た目に凝っていながら、調和の取れた味わいに、驚かされます。

野菜の歯ごたえとみずみずしさ、魚料理の皮のパリパリ感、ソースの絶妙な旨味やアクセント。

いつの間にか、一口ひとくちを、細心の注意を払って、じっくり味わっている自分に気づきます。

量は少ないのですが、実はこれは、各種ワインを始めとする、美酒と一緒に味わうと、むしろちょうど良く感じられます。

「カンナ」は、厳選料理を肴に、美酒を楽しみながら、特別な時間を過ごせる、貴重なレストランなのです。

蛇足ですが、アルコールのラインナップには、舞浜の地ビール「ハーヴェスト・ムーン」があります。

「インターナショナル・ビアカップ2016」で受賞歴のあるブランドで、芳醇さと、飲みやすさが、高レベルで両立されており、一度は試してみる価値がありますよ。

実は「カンナ」は子連れでも楽しめる

「ヘルシー&ビューティー」というテーマからすると、ターゲットは若い女性なのかな、と想像できます。

しかも、“ハイクオリティな創作料理を、美酒で楽しむレストラン” であるわけですから、なおさら家族連れは「自分たち向けではないな」という気がしてしまいますよね。

ところが、意外にも「カンナ」は、子連れでも楽しめます。

我が家も、先日、8歳と5歳の子連れで、利用してきたばかりです。

ママも、子どもたちがいるからと諦めてしまわずに、ぜひ食べに行ってみてください。

キッズメニューが2種類ある

他レストランがそうであるように、当然ながら「カンナ」にも、キッズメニューがあります。

ワンプレートの「ピクシー(キッズプレート)」と、コース料理の「エルフィン(キッズコース)」です。

大人向けメニューとは違い、創作料理ではありません。

ポテトサラダに、コーンクリームスープ、ハンバーグなど、子どもが好きな料理が揃っているので、安心できますよね。

美味しすぎて、子どもの好き嫌いが直るかも

もちろん、「カンナ」の料理ですから、ただのお子様ランチではありません。

味は、ファミレスレベルを遙かに超越し、一つひとつが、大人が食べても、充分に満足できるクオリティの高さ。

中でも、茸のピラフは、芳醇な香りと、出汁の旨味が最高に美味しい、絶品メニューです。

うちの子は、キノコ類が苦手だったのですが、「これは大丈夫、絶対美味しいから食べてご覧」と食べさせたところ、目の色が変わり、夢中で完食してしまいました。

ママも美酒&美食を味わっちゃおう

「カンナ」は、冒頭で触れた敷居の高さのせいか、他のレストランよりも、比較的、プライオリティ・シーティングの予約が取りやすい傾向にあります。

ホテル内にあり、静かで、テーブル間隔にも余裕があるため、パーク内よりもゆったり休める点でも、重宝します。

パークからの移動も、エントランスを出て2分もかからないくらいで、場合によってはパーク内の移動よりも楽です。

もちろん、子どもがやんちゃ過ぎて、食事のあいだ座っていることが難しいようであれば、少々肩身の狭い思いをする可能性がありますが、その心配がさほどなければ、子連れだからと諦める必要はありません。

え、パパはどうする、食事の量が足りないんじゃないかって?

そんなときは、直前に、パークでスモークターキーレッグでも食べさせておく、という作戦はいかがでしょうか。

あとは、地ビール「ハーヴェスト・ムーン」を飲ませて、お腹を膨らませておけば、バッチリです。

もちろん冗談ですが、美酒と美食を堪能できれば、きっとパパも満足すると思います。

たまには、特別な贅沢の時間を、いかがでしょうか。

【カンナ】

■ピクシー(キッズプレート)

¥2,680

提供時間 11 : 30〜14 : 30/17 : 30〜22 : 00

シュリンプと胡瓜
ポテトサラダ サウザンアイランドドレッシングコーンクリームスープソーセージとチキンのソテーハンバーグステーキ テリヤキソース
ミートソースパスタ
茸のピラフとオムレツ添え季節のフルーツゼリー

■エルフィン(キッズコース)

¥3,090

提供時間 11 : 30〜14 : 30/17 : 30〜22 : 00

※2017年11月1日(水)〜12月25日(月)期間は提供なし

シュリンプと胡瓜
ポテトサラダ サウザンアイランドドレッシングコーンクリームスープミートソースパスタビーフテンダーロインのグリルと本日の魚のポワレ
テリヤキソース
茸のピラフと野菜添えカスタードブリュレとストロベリーアイスクリーム

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