「六本木ヒルズでやっているマーベル展、なんか凄そうだけど、おもしろいの?」というあなたへ。

【写真52枚】マーベル展を未経験者が楽しむには? フォトギャラリー

マーベルにこれから足を踏み入れようとしているビギナーが、マーベル展を楽しむ、2つのヒントを紹介します。

マーベル史上最大の展示会!!

2017年6月25日(日)まで、六本木ヒルズ展望台 東京シティビューで開催されている、「マーベル展 時代が創造したヒーローの世界マーベル展 時代が創造したヒーローの世界」。

実は、日本だけでなく、世界中を見回しても(もちろん本国アメリカを含めて)、今までにない、史上最大の展示となっています。

マーベルは、いわゆるアメコミであり、日本国内では、まだそれほど人気が浸透していません。

『アベンジャーズ』シリーズをはじめとする、マーベル・シネマティック・ユニバース映画群の登場により、大きく潮目は変わってきましたが、それでもまだ、『スター・ウォーズ』シリーズのようなメジャーなタイトルとは言えないでしょう。

それがなぜ、東京の、しかも六本木ヒルズのような場所で、マーベル史上最大の展示会が開催されているのか。

マーベル展の企画・運営スタッフにした、ウレぴあ総研ディズニー特集の記事「史上最大「マーベル展」企画・運営スタッフさんに訊いてみた! 想いと見どころは?」で、詳しく紹介しています。

マーベル展を楽しむために1/無料エリアで下見してみる

なんか凄い展示である事実はわかったけど、マーベルをよく知らない自分にとって、いきなり¥1,800(一般・当日券/屋内展望台、森美術館入場料含む)も払うのは、ちょっとね……。

そんなあなたにオススメなのが、まずは有料のマーベル展ではなく、六本木ヒルズ内をうろうろして、下見をしてみる選択です。

六本木ヒルズ内は、「マーベル プロジェクト@六本木ヒルズ」と題して、さまざまなディスプレイやフォトスポット、コラボアイテムの販売、レストラン・カフェでのサービスが登場しています。

無料と侮るなかれ。

実はこれ、マーベルの魅力を感じるには、充分すぎるクオリティなのです。

中でも、ハルク vs ハルクバスターの展示は、大きさといい、迫力といい、胸アツです。

もし、これら無料エリアで、

「ふーん、なんかアメコミっぽいキャラがいるね。クオリティが高そうなのはわかるけど、よくわからん……」

くらいしか感じるところがなく、心動かされないのであれば、まだマーベル展を楽しむ準備ができていないのかもしれません。

逆に、お、これはもっと見てみたいぞ、と興味がそそられるのであれば、六本木ヒルズ展望台へ向かって、チケットを買いましょう。

マーベル展を楽しむために2/とりあえずMCU映画を観てみる

マーベル展を楽しむ準備ができていない、あるいはその可能性が高いと自覚している場合、それでもマーベル展を楽しみたいとしたら、どうすればいいでしょうか。

いくつか方法がありますが、おすすめは、「マーベル・シネマティック・ユニバースの映画を、一つ観てみる」。

MCUこそがマーベルの魅力を知るに最適

個人的には、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)こそ、日本人が、マーベルのおもしろさ、魅力を感じるにあたって、最高かつ最適なコンテンツだと確信しています。

2017年4月末時点で、MCUに属する劇場公開映画は、『アイアンマン』から『ドクター・ストレンジ』までの14作が公開されており、5月12日には15作目『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』が公開されます。

日本のSFアニメに匹敵するほどの緻密な設定、世界観、特殊能力、各種兵器。

ディズニー映画と遜色ないほどに練りに練られたストーリー。

世界最高の3DCG技術。

MCU映画は、日本人が抱く “アメコミ” のイメージを、大きく覆す、良質コンテンツです。

映画を一つ観れば、すべてが繋がってく

特徴は、すべての映画が、一つの同じ世界に属し、リンクしている点です。

各映画が大規模なクロスオーバーを見せるのが、各シーズンの集大成とも言える、『アベンジャーズ』シリーズです。

マーベル展終了の6月25日までに、全作品を観るのは難しいでしょうが、そんな必要はありません。

どこから観てもいいし、どれか一つを観れば、確実にMCUにひきこまれていき、マーベルの魅力の一端を体感できます。

とりあえず観るにはどれが? おすすめ鑑賞作品

物事には順序がある、基礎こそが重要だ、というあなたには、MCU第1作『アイアンマン』、または『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』がおすすめ。

アイアンマンとキャプテン・アメリカは、アベンジャーズでリーダー格の2人であり、初期(フェーズ1〜2)のMCUの中心的人物です。

いちばんスゲェのが観たい! というあなたには、各ヒーローの個性&特殊能力が遺憾なく発揮される『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、または新旧ヒーローが大量に登場する『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』がいいでしょう。

MCUならではの、世界最高のSFアクションを、心ゆくまで楽しめます。

最新作が観たい、というあなたは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を観てから、2017年5月12日公開『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』を映画館へ観に行きましょう。

2018年公開『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の重要な前日譚であり、MCUで最高にアーティスティック、かつ、ハートフルな物語でもあります。

HuluやiTunesで簡単に観られる!

各MCU映画を観るには、なにもDVD・ブルーレイを購入する必要はありません。

ちょうど、Huluでは、2017年4月26日(水)から11作品を期間限定配信するほか、iTunesやAmazonビデオでも、数百円でレンタルできます。

マーベル展に行く前日の夜に、2時間弱、パソコンの前に座ればいいだけ。

ぜひ、マーベル史上最大の「マーベル展」を、楽しんでください。

■マーベル展 時代が創造したヒーローの世界

2017年4月7日(金)〜6月25日(日)
※会期中無休、10時〜22時(最終入場:21時30分)

会場/六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー(六本木ヒルズ 森タワー52階)

入場料/一般¥1,800、高校生・大学生¥1,200、4歳〜中学生¥600、シニア(65歳以上)¥1,500
※展望台(屋上スカイデッキは別料金)、森美術館入館料を含む

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