シンガポールのローカルフード「肉骨茶(バクテー)」。日本初となる肉骨茶専門店「新加坡肉骨茶(シンガポールバクテー)」の第1号店が、東京・赤坂の赤坂通りに2017年4月10日、オープンした。

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肉骨茶とは、骨付きの豚肉をシナモンやクローブなどの香辛料や漢方、そしてニンニクとコショウを加えて煮込んだ、シンガポールを代表するエスニック料理。シンガポールやマレーシアで働く人々の中で、骨付き肉を使った安くておいしい栄養補給源として食べられるようになったのがきっかけで、スタミナ食として広く定着した。現地のファーストフードとして親しまれる一方、漢方を用いていることから滋養のある薬膳料理としても知られている。

コラーゲンたっぷりのスープは豚肉の旨味とスパイスが調和した新しい味わい。それでいて後味はすっきりとしているのが特徴だ。「新加坡肉骨茶」では、一般的な肉骨茶に入っている化学調味料は一切使用せず、本場の味を再現。ライスとの組み合わせはもちろんのこと、「湯条」と呼ばれる揚げパンとの相性も最適だ。シンガポール発、新感覚の肉料理「肉骨茶」をぜひとも体験してほしい。【ウォーカープラス編集部/国分洋平】