歌手の渡辺美里と、ボーカルグループのゴスペラーズが22日、神奈川・横浜でおこなわれたTOKYO FMのプログラム「NISSANあ、安部礼司」のスペシャルイベント『安部礼司フェスティバル 2017 〜飯野とサトミのウェディングパーティー』に登場。それぞれの代表曲を情感たっぷりに披露し、知人の結婚を祝福した。
ラジオプログラム『NISSAN あ、安部礼司 〜BEYOND THE AVERAGE〜』は、平均的なサラリーマンの日常を描いた大人気コメディラジオドラマ。この日はドラマの主人公・安部礼司の会社の後輩・飯野平太と南総サトミが結婚、そのウェディングパーティーを催すといった趣向で企画された。
今回、渡辺美里とゴスペラーズは過去に番組のテーマ曲を担当、あるいは以前おこなわれた日本武道館のイベントにも参加した縁で、来賓として招待された。
渡辺美里(撮影・桂 伸也)
ゴスペラーズは、番組の10周年記念ソングとして作った曲「日曜日に会おうよ〜Great Average Days〜」の特別バージョンを披露。この曲は、もともとレコーディングにメンバーの村上てつやが参加したり、「TASOGARE version」と銘打ったスペシャルバージョンを酒井雄二が参加したりと、ゴスペラーズとゆかりのある曲となっている。
さらに続けて、アカペラでゴスペラーズの代表曲である「ひとり」「永遠に」を披露。特に「ひとり」では、サビ前のフレーズを村上が、この日の主賓の2人に向けて<こんなに静かに激しくサトミのことを愛せる♪>と替え歌でプレゼント。観衆からは「ワッ」と歓声と拍手が沸き起こった。
これまでも、たびたびイベントにも出演し、自ら「安部ファミリー」と公言する渡辺美里は「これから先、お二人がいろんな方たちにありがとうの気持ちをたくさん届けられるようにという気持ちで歌います」と言葉を添えながら、自身でも大切な曲だという2000年発表の曲「サンキュ」を、アコースティックギターの伴奏で披露し、2人の門出を祝福した。
また渡辺はこの日、同日におこなわれた公開生放送にも出演している。(取材・桂 伸也)