24日に行われたヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第5節のフェイエノールト戦で、マンチェスター・Uのイングランド代表FWウェイン・ルーニーが先制ゴールを挙げた。試合後、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチがルーニーを絶賛している。UEFA(欧州サッカー連盟)の公式HP『UEFA.com』がコメントを伝えた。

 先発メンバーに名を連ねたルーニーは、35分に先制ゴールを記録。イブラヒモヴィッチのラストパスからシュートを決め、均衡を破った。試合後、イブラヒモヴィッチは「何よりまず、人柄が素晴らしい」と、ルーニーを称賛。以下のように続けている。

「人としても選手としても、彼を知ることができて、自分は本当に幸運だよ。いくら褒めても足りないくらいだ。それほど完璧な選手なんだ。能力や実績、これまでの歩みは誰もが知っている。彼が今回、記録を更新したのは自分のことのように嬉しいけれど、(ボビー・チャールトン氏の記録に並ぶ)次のゴールもぜひお膳立てしたい。これも大記録だから」

 ルーニーはフェイエノールト戦のゴールで、UEFA主催大会における通算得点数を「39」としてマンチェスター・U歴代記録を更新。さらに、同クラブでの通算得点数を「248」とし、ボビー・チャールトン氏の記録に「1」と迫っている。

 ルーニーへの信頼を強調し、次のゴールの演出も約束したイブラヒモヴィッチ。今後も2人のホットラインから鮮やかなゴールを見られるだろうか。