赤西仁山田孝之による異色の音楽ユニット・JINTAKAが3日、デビューシングル「Choo Choo SHITAIN」のリリース記念スペシャルイベントを東京・豊洲PITで行い、2公演合わせて計5,000人の前でデビュー曲を初披露した。

 イベントはまずJINTAKAによる「Choo Choo SHITAIN」の生パフォーマンスからスタート。最初はDJブースでパフォーマンスしていた二人だが、曲の後半ではステージ前方に出てきて、観客をあおり、コール&レスポンスをする場面もあった。

 続いてのトークコーナーでは、「意外にもこういうステージで歌ったのは初めてなんだよね」と赤西が指摘すると、「そうですよ」と山田。赤西は「俳優だからとかシンガーだからとかではなくて、歌いたければ歌えばいいし、演じたければ演じればいいし、エンターテインメントの世界でやっているんだから、エンターテイナーであるべきだってことで一致したよね」とJINTAKA結成秘話を明かした。

 10代からの友人で、一緒に映画をつくろうと盛り上がったこともあるという二人。質疑応答のコーナーで「映画での共演も観てみたいという声が上がっていますが?」と聞かれると、山田は「もちろん考えてます」と即答。赤西も「最初はそこからだもんね」と同調した。

 しかし、「JINTAKAの今後の予定は?」との質問に、赤西は「えーと、解散します」と突然の宣言。会場内からは悲鳴が起こるも、「2枚目のシングルどうするってときに、意見の違いもあって、方向性の違いで解散しTAINと思いました」と説明。山田も「僕は続けたくて、次のシングルはバラードがいいって言ったんですが、仁がロックがいいって言って、意見の違いが出るってことは合ってなかったってことだから、解散するしかないのかなって」と泣きまねをしながら付け加えた。

 その後、二人は再び「Choo Choo SHITAIN」をパフォーマンス。最後はミュージックビデオ同様、唇を接近させて、会場を沸かせた。なお、この日、解散宣言が飛び出した二人だが、8日に行われる「GirlsAward 2016 AUTUMN/WINTER」に出演することが決まっている。(編集部・中山雄一朗)