洗濯機には縦型とドラム型の2種類があるのはご存じでしょう。
果たして自分はどの方式を選んだらよいのか分からない、という人も多いかと思います。

今回は、それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

■省エネならドラム、しっかり汚れを落としたいなら縦型
ドラム式の場合、縦型よりも大幅に節水可能なのがポイントです。
洗濯物のからみが少ないため、生地が傷みにくく、たたき洗いによって皮脂汚れが落ちやすいという長所があります。
縦型の場合は、泥などの固形汚れが落ちやすく、色移りや黒ずみが少ないのが特徴です。またドラム式では、生地が密着するので色移りする場合があったり、タオルなどがごわついたりするのがデメリット。
ただ、縦型の場合でも、パワフルに洗ってくれる分、衣類の痛みや絡みもドラム式よりも多くなります。

■乾燥を考えたらドラム式
衣類を乾燥機にかけることが多い人の場合は、やはりドラム式が一番でしょう。
なお乾燥方式にはヒーター式とヒートポンプ式があります。
ヒーター式は100度以上の温風で衣類を乾燥するので、衣類の痛みやからみが起きやすくなります。
ヒートポンプ式は、約65度の乾いた温風で優しく乾燥するので、衣類の痛みが少なく、またヒーター式よりも省エネで乾燥できます。
選ぶならヒートポンプ式がオススメです。

こうした使い勝手のほかにも、注意したいのがサイズです。
縦型に比べてドラム式はドアが大きいため、洗濯機の正面スペースに余裕が必要となります。なお洗濯機の搬入には、本体サイズ+10センチの余裕が必要となりますので、買い換え時にはこの点には、特に注意しましょう。