いざ心機一転、新しい職場で仕事をスタート。ところがしばらく経ってから「あれ?イメージと全然違ったかも」なんてこともありえる転職活動。そこで、転職経験のある男性に転職活動で「失敗したな」と思ったエピソードについて聞いてみました。

■イメージと違った

・「面接で聞いた話と、入ってみたら全然違ったとき。」(37歳/ホテル・旅行・アミューズメント/経営・コンサルタント系)

・「会社の信頼性など。入社してみればブラックだった」(39歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「面接で聞いていた通りの仕事内容ではなかったこと。全く聞いていなかった仕事もやらされる破目になった。」(31歳/情報・IT/技術職)

・「アットホームな職場と書いていたが、その字の通り家族経営で役員はほぼ家にいる感覚で従業員をこき使う会社だった。」(37歳/建設・土木/技術職)

ホームページや求人広告などで大体の仕事内容や会社の考え方などは分かっても、なかなか実際の職場の雰囲気や労働状態などまで把握するのは難しいところ。「こんなはずじゃなかった」なんてことが起きたらショックですよね。

■仕事が自分に向いていなかった

・「営業が苦手なのにおもいっきってやってみたらずたずたにやられた」(33歳/その他/その他)

・「転職したのち、持っていたスキルが全く役に立たないと分かったとき」(38歳/建設・土木/事務系専門職)

・「その時のトレンド等で決めてしまったとき、自分の適性をよくわかっていなかった」(36歳/その他/事務系専門職)

自分のやりたい仕事とできる仕事は違う、ということは社会人生活を続けるなかでわかってくることのひとつかもしれません。ただ、続けることでその仕事にやりがいを見出せることも。転職した以上、無駄な経験はないと前向きに考えるのもありですよね。

■待遇などの条件が悪くなった

・「給料が前職よりも低くなってしまう」(23歳/情報・IT/技術職)

・「思ってたより給料が安いこととしんどいこと」(31歳/運輸・倉庫/専門職)

・「実際に働いてみると求職のさいの条件と違うこと」(26歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

求人情報にあった条件とあまりにも違うようであれば、やはりそれは労働契約違反。上司に相談しても改善が見られない会社のようであれば、専門機関に相談するのもひとつの方法です。

■まとめ


やっとの思いで転職先が決まったと思ったら、「失敗だった」なんて悲しすぎます。面接は会社にとってはもちろん、応募する側が会社をチェックする貴重な機会。なんとか合格したいと焦る気持ちもわかりますが、こちらから質問をしたり、可能ならOG、OB訪問をしたり、また参考までに口コミサイトを見てみたり、入社前になるべくたくさんの情報収集をしておくなど、自分なりに失敗のリスクを減らす努力も必要かもしれませんね。

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2016年8月にWebアンケート。有効回答数198件(22歳〜39歳の働く女性)

(フォルサ/錦織寿恵)