ワン・ダイレクションの元メンバー、
ゼイン・マリク(23歳)が暴露本を執筆中だという。
ゼインはリアム・ペイン、ナイル・ホーラン、ハリー・スタイルズ、ルイ・トムリンソンらメンバーと過ごした5年間の活動秘話を明かそうとしているようで、ある関係者はザ・メール・オン・サンデー紙に「この本はかなり衝撃的なものになりますし、(生みの親の)サイモン・コーウェルはゼインに激怒することでしょう。もしかしたら発刊を止めようとするかもしれませんね。でもゼインは機械のような広報担当たちに厳重に守られてきた1Dのさわやかなイメージの裏側を暴露すると決めているんです」と話している。
またゼインはその中で、リトル・ミックスのペリー・エドワーズとの婚約解消や、現在の恋人であるスーパーモデルのジジ・ハディッドを含めた有名人とのロマンスについても触れるようだ。
そんなゼインは以前、ワン・ダイレクションの音楽が自分らしくなかったと明かしていた。
「俺はあの音楽を100パーセント気に入っていたわけじゃなかったんだ。自分らしくなかったからね」
「あれは俺たちの前に差し出された音楽であって、それが売れる音楽だと言われただけだったよ」
「俺たちは世界で1番有名で人気のボーイバンドでもあったけど、すごく奇妙な気分だったんだ。自分たちが満足していないものに満足しろと言われていたからね」
「俺が何を提案しても、1Dにはそぐわないものだったんだ。マネージメント側がすでに持っていたあのバンドに求める姿という概念しかなかったんだ。でも俺は俺たちが売り出していたものに納得できなかったんだよ」
サイモンは、このゼインのコメントが1Dとそこに関与してきた人たちに対して失礼だと怒りを表していた。
「彼らのためにヒット曲を生み出してきた人たちに対してちょっと失礼だよね。そしてバンドのメンバー達にもね。だって彼らはたくさんの曲を書いてるんだからさ」
「バンド内はとても民主的だったから、たぶん彼がすべてを振り返るチャンスがあれば、自分の言ったことを考え直すんじゃないかな」