Net Applicationsから2016年7月のデスクトップブラウザシェアが発表された。7月はついにChromeのシェアが50%を超えた。それ以外ではFifefoxが微増、Internet Explorer、Safari、Operaはシェアを減らした。特にInternet Explorerの減少率が大きく、Microsoft Internet Explorerの減少とChromeの増加という傾向が現れている。。

MicrosoftはWindows 10のデフォルトブラウザにMicrosoft Edgeを採用している。Microsoftとしては既存のInternet Explorerユーザーに対してMicrosoft Edgeへの移行を促したいところだが、Microsoft Edgeのシェアは増加していない。このため、Windows 10へ移行したユーザーがMicrosoft EdgeではなくChromeへの移行を進めていることが推測される。

Chromeはモバイルプラットフォームにおいてもシェアの拡大を続けており、デスクトップからモバイルまで、広く利用されるブラウザになっている。

(後藤大地)