▽28日に行われたチャンピオンズリーグ決勝中、イラクでレアル・マドリーのファン12名がテロリストによって殺害された。スペイン『アス』など複数メディアが報じている。

▽報道によれば、バグダッドから50kmほど離れたバアクーバという町で行われていたレアル・マドリーファンによるCL決勝観戦場を、武装した4名のテロリストが襲撃。試合の延長後半が終了した時間帯に、無差別に攻撃したという。18歳から30歳のイラク人12名が死亡したと伝えられている。



▽現地のサポーターグループをまとめるジアド・アルビダニ氏は、『アス』に対して以下のように話した。

「月初めに起こったテロと似ている攻撃だった。12名が亡くなり、8名が負傷した。延長後半が終わり、PK戦が始まる前の真夜中のことだった」

▽今月初めにも過激派組織『IS』の犯行とみられるレアル・マドリーのファンを狙ったテロが起こっており、16名が死亡したと伝えられた。各メディアの報道によれば、今回も『IS』による犯行だとみられている。