<キア・クラシック 3日目◇26日◇パークハイアット・アビアラGC(6,593ヤード・パー72)>
 『キア・クラシック』の第3ラウンドではリーダーボードトップにお馴染みの顔が登場した。世界ランク1位のリディア・コが彼女の短いキャリアだが、すでに54ホール終了時点でトップに立つのはこれで10度目。その中でもアマチュア時代に2度経験し、10度の中でも4回優勝している。始まったばかりのキャリアだが、今年は3度のトップ10フィニッシュ、2度の2位、すでに11度目の優勝を目指し、2016年初優勝を狙う。
 「何打差かつけて最終日を迎えるのはなかなかないチャンスですね」とコはラウンド後に語った。「チャンスをものにします!何打差かつけられるより何打差かつけているほうがいいですね」、コを追いかけるのはテキサス出身のブリタニ―・ラング、KLPGAメンバーのパク・サンヨン、そして韓国出身のジェニー・シンだ。ラングはLPGA2度目の優勝を目指し、パクとシンは初優勝を狙う。4打差には世界ランク2位にはインビー・パークがいる。
 また、この日、史上2人目の快挙が達成された。人生でまだホールインワンをしたことがなかったミンジー・リーが、土曜午後に初めてホールインワンを達成した。ただ、それは通常のホールインワンとは違った。リーは16番パー4、275ヤードを5ウッドで打った。234ヤードをとばしLPGA史上2人目のパー4でのホールインワンを達成した。
 「ピンまで210メートルくらいだったので5番ウッドでうちました。右から左へ風がきていたので少し右目にうち、風に乗ってカップに入りました」、リーは言う。「カップに入るところは見えませんでした」、リーのホールインワンは彼女のキャリアの中でも初のアルバトロスとなった。ハナ・ジャンが『ピュア・シルクバハマLPGAクラシック』でLPGA初のパー4ホールインワンを達成してから、たった2カ月しかたっていない。ジャンはパラダイス島のオーシャン・クラブで行われた大会3日目に8番ホールで218ヤード、3ウッドを使ってアルバトロスを達成した。
※USLPGA公式サイトより提供
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