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▼親がボスと分からせる

親子の関係では、親が“ボス”であることをきちんと分からせることが大切です。子どもが悪いことをすれば、ときには罰も必要です。ただし、きちんと信頼関係を築いた上で罰を与えるようにしましょう。また、感情的に怒るのは禁物。何がいけなかったのかを必ず説明して、どうするべきだったかをきちんと教えます。

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▼自立する準備を整える

親離れする時期を教えて、自立する準備を整えさせます。子どもが自立して自分自身で生きていけるようにすることが、親にとっての最低限の役目。子離れできない親が多い日本では少し難しいと感じるかもしれませんが、何でも手をかけることは子どものためになりません。親も少し離れたところから見守ることを覚えていかなければならないでしょう。

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ユダヤ式の教育は、とくにお金をかけることもなく、普段の生活から、あるいは身の回りにあるものを通して子どもの主体性を伸ばしているようです。大切なのは、我が子を信じること!ユダヤ式教育を取り入れれば、ノーベル賞も夢じゃないかもしれませんよ!

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<プロフィール>

ナツキレイ

フリーライター/日本語家庭教師

タイ在住を経てオーストラリアへ。現在はオーストラリアの田舎で日本語を教える傍ら、ライターとしても活動。政治・経済・教育などの分野から、子育て・旅行・セレブ情報など生活や趣味の分野まで幅広いジャンルで執筆中。定期的に英語のニュース・雑誌サイトの記事を翻訳してリライトも行う。日本生まれ海外育ちの2児の母。

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写真© Boris Bulychev - Fotolia.com