桜の開花宣言が待ち遠しい季節。今年は丸の内に新しく開花する、アートな桜を体感してみては?

2016年3月22日(火)から4月3日(日)まで、丸の内の丸ビル1階「マルキューブ」では、幻想的な春の空間を楽しめる体感型アートイベント「SAKURA in Marunouchi (さくら・イン・丸の内)Art Installation by OHGUSHI(アート・インスタレーション・バイ・オオグシ)」を開催する。

同イベントの目玉は、エミリオ・プッチやランバンなどグローバルブランド広告を数多く手がけ、世界的に活躍するアーティスト・OHGUSHI氏が作り上げた高さと幅がそれぞれ11m×12m、8m×18mという2枚の大型タペストリー。独自の水彩技法で描かれた繊細で華やかな桜は、五分咲きから満開へと変わっていく様子を表現していて、見ているだけで心が浮き立ちそう。
これに“光・風・音・香”を組み合わせて、まさに体感型のアートインスタレーションが楽しめるというわけ。

終日、たくさんの花びらがゆっくりと舞っているような光の演出があり、会場全体にやわらかな春のそよ風が吹いてほのかな桜の香りが漂ったり、春の桜を表現した音が聴こえる演出もあるそう。

「ここでしか味わえない、幻想的な桜のお花見を体感してください」と、広報担当者さん。


また、桜の開花時期に合わせて、丸の内エリアでは「桜」にちなんだ商品も多数登場するそう。

例えば、丸ビル地下1階にある老舗のフルーツパーラー「丸ビル 千疋屋」では、「桜と苺のアメリカンショートケーキ(桜紅茶付き)」(1944円)を4月3日(日)までの期間限定で販売。

桜色のスポンジ生地に桜餡と生クリームでイチゴをはさみ、桜風味のアングレーズソースで仕上げたケーキを、桜の香りの紅茶でいただくというもので、春らしい風情がたっぷり。

このほか、新国際ビル1階のスイーツブランド「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」では4月上旬まで、ほんのり香るさくらんぼのお酒「キルシュ」が印象的な「エクレール サクラ」(581円)を提供するそう。


さらに、桜をモチーフにした雑貨を販売する店も。例えば、丸の内ブリックスクエア1階のフラワーブティック「HANAHIRO CQ(ハナヒロ シーキュー)」には、桜色のローズに希少な桜のプリザーブドフラワーを添えた「Sakura(さくら)の香」(大:5400円、小:3780円)が登場。華やかなルックスがお祝いのギフトにしても喜ばれそう。

日常に桜のアイテムを取り入れるのなら、新丸ビル4階の手ぬぐい専門店「かまわぬ丸の内店」に立ち寄って。同店には、染料を注いで染める伝統技法の「注染(ちゅうせん)」で桜を表現した「桜柄手ぬぐい」(972〜1944円)がラインナップ。古典柄からモダン柄まで種類豊富に揃うから、好みに合わせて選んで。

ちょっと非日常的な桜の空間を楽しんだら、桜グルメや桜アイテムでリアルな春を満喫して。