[視点?]
ハリルジャパンに望む“サバイバル”
今年はまさにサッカーイヤーだね。1月にはさっそく男子のリオ五輪アジア最終予選があり、2月には女子の最終予選、3月にはロシア・ワールドカップの2次予選の残り試合が予定されている。
6月には5年ぶりに復活したキリンカップサッカーが開催され、そして男女ともアジアでの厳しい戦いを勝ち抜けていれば、8月にはリオ五輪の本大会がある。それが終わると、秋にはロシア大会の最終予選だ。
代表活動が中心となるけど、ほとんど切れ目なく、注目度の高い大会が続くわけだから、多くのファンやサポーターも楽しみにしているんじゃないかな。
そうしたなかで、代表チームの頂点に立つハリルジャパンに望むのは“サバイバル”だ。最終予選を勝ち抜くためには、レギュラー争いのさらなる活性化で新陳代謝を促し、チーム力をさらに高めたい。
そのためにも重要なのが、リオ五輪であるのは間違いない。
ブラジルの地で選手たちが躍動し、良い結果を出して、貴重な経験を積んだ彼らがA代表にも名を連ねてほしい。今のハリルジャパンを見ていると、下からの突き上げがなければ、現状維持が精いっぱいのような気がしてならないんだ。
これまでは本田や香川に頼り過ぎていたんだ。この状況が変わらない限り、明るい未来を描くのは難しいよ。
[視点?]
手倉森ジャパンへの拭えない不安
リオ五輪の重要性について触れたけど、その前に、直前に迫ったカタールでの最終予選を勝ち抜かなければ話にならない。サッカーイヤーの先陣を切るわけで、ここで勝つか負けるかは、その後の日本サッカーへの注目度を大きく左右すると言っても過言ではない。
最終予選のグループリーグ初戦は、核実験で物議を醸している北朝鮮。タイとの試合を挟み、最後はイランとの外交関係を断絶したサウジアラビアだ。
社会面でなにかと話題になる国との対戦だ。日本のメディアはサッカー以外の部分で加熱する傾向があるけど、余計な雑音がチームに影響しなければいいね。
是が非でもリオ行きを決めてほしいけど、ただ、手倉森ジャパンは僕からすれば、すごく“謎”のチームだ。思うようにチーム作りができなかったこともあると思うけど、最後までどの面子がベストなのか、見えてこなかったのが不安だよ。
4年前と比べて、五輪を目指すチームが万全の準備を整えられたかと言えば、首を傾げざるを得ない。ぶっつけ本番じゃないけど、ある意味、戦ってみないと分からないね。
万が一、負けた時に、「厳しい戦いを通じて選手を育てることができた」なんて、そんな言い訳は聞きたくないね。五輪出場に失敗したら、手倉森監督を抜擢した協会も、なんらかの責任を取るべきだと思うよ。
[視点?]
なでしこはホームの利を活かせるか
2月から始まる女子のリオ五輪アジア最終予選は、日本での開催だ。昨年末に澤が現役引退を表明し、新たな時代を迎えるなでしこジャパンがどんな戦いぶりを見せてくれるのか。
澤がすでに不動のスタメンではなくなっていた昨年の女子ワールドカップを振り返っても、世代交代は徐々に進められているとは思う。それは良いとしても、ホームでの試合がアドバンテージになるのか、それともプレッシャーになるのか。その点は気がかりではある。
いずれにせよ、男子も女子も、連続出場を途切れさせてはいけない。リオの次は、2020年の東京五輪だ。つまり、無条件で出られるわけだよね。だからこそ今回も、しっかりと男女ともに出場権を勝ち取らなければならないと思うよ。
ハリルジャパンに望む“サバイバル”
今年はまさにサッカーイヤーだね。1月にはさっそく男子のリオ五輪アジア最終予選があり、2月には女子の最終予選、3月にはロシア・ワールドカップの2次予選の残り試合が予定されている。
6月には5年ぶりに復活したキリンカップサッカーが開催され、そして男女ともアジアでの厳しい戦いを勝ち抜けていれば、8月にはリオ五輪の本大会がある。それが終わると、秋にはロシア大会の最終予選だ。
代表活動が中心となるけど、ほとんど切れ目なく、注目度の高い大会が続くわけだから、多くのファンやサポーターも楽しみにしているんじゃないかな。
そうしたなかで、代表チームの頂点に立つハリルジャパンに望むのは“サバイバル”だ。最終予選を勝ち抜くためには、レギュラー争いのさらなる活性化で新陳代謝を促し、チーム力をさらに高めたい。
そのためにも重要なのが、リオ五輪であるのは間違いない。
ブラジルの地で選手たちが躍動し、良い結果を出して、貴重な経験を積んだ彼らがA代表にも名を連ねてほしい。今のハリルジャパンを見ていると、下からの突き上げがなければ、現状維持が精いっぱいのような気がしてならないんだ。
これまでは本田や香川に頼り過ぎていたんだ。この状況が変わらない限り、明るい未来を描くのは難しいよ。
[視点?]
手倉森ジャパンへの拭えない不安
リオ五輪の重要性について触れたけど、その前に、直前に迫ったカタールでの最終予選を勝ち抜かなければ話にならない。サッカーイヤーの先陣を切るわけで、ここで勝つか負けるかは、その後の日本サッカーへの注目度を大きく左右すると言っても過言ではない。
最終予選のグループリーグ初戦は、核実験で物議を醸している北朝鮮。タイとの試合を挟み、最後はイランとの外交関係を断絶したサウジアラビアだ。
社会面でなにかと話題になる国との対戦だ。日本のメディアはサッカー以外の部分で加熱する傾向があるけど、余計な雑音がチームに影響しなければいいね。
是が非でもリオ行きを決めてほしいけど、ただ、手倉森ジャパンは僕からすれば、すごく“謎”のチームだ。思うようにチーム作りができなかったこともあると思うけど、最後までどの面子がベストなのか、見えてこなかったのが不安だよ。
4年前と比べて、五輪を目指すチームが万全の準備を整えられたかと言えば、首を傾げざるを得ない。ぶっつけ本番じゃないけど、ある意味、戦ってみないと分からないね。
万が一、負けた時に、「厳しい戦いを通じて選手を育てることができた」なんて、そんな言い訳は聞きたくないね。五輪出場に失敗したら、手倉森監督を抜擢した協会も、なんらかの責任を取るべきだと思うよ。
[視点?]
なでしこはホームの利を活かせるか
2月から始まる女子のリオ五輪アジア最終予選は、日本での開催だ。昨年末に澤が現役引退を表明し、新たな時代を迎えるなでしこジャパンがどんな戦いぶりを見せてくれるのか。
澤がすでに不動のスタメンではなくなっていた昨年の女子ワールドカップを振り返っても、世代交代は徐々に進められているとは思う。それは良いとしても、ホームでの試合がアドバンテージになるのか、それともプレッシャーになるのか。その点は気がかりではある。
いずれにせよ、男子も女子も、連続出場を途切れさせてはいけない。リオの次は、2020年の東京五輪だ。つまり、無条件で出られるわけだよね。だからこそ今回も、しっかりと男女ともに出場権を勝ち取らなければならないと思うよ。
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外部リンクサッカーダイジェストWeb