独メディア「キッカー」など複数紙がFC東京の武藤嘉紀のブンデスリーガ・マインツへの移籍について、今週中にも仲介人が本格的な交渉に入ることを報じている。一部メディアは、契約金を550万ユーロ(7億4000万円)と伝えている。

武藤は英チェルシーのオファーを受けたことで世界中のサッカーファンから注目を浴びることとなったが、現地メディアやマインツのサポーターフォーラムでも、日本のストライカー獲得への期待などが書き込まれている。

独メディアは「フレキシブルなアタッカータイプの選手」「才能あふれる左ウインガー」、さらにスピードなどを挙げ、武藤の特徴を紹介している。

マインツのサポーターフォーラムでも武藤獲得については「理にかなった補強に感じられる」「素晴らしい契約になると思う」「早く契約をまとめて欲しいね」「夏までに来て欲しいな、今マインツに必要なタイプの選手なのは確かだ」「これは上手く行きそうだ、チェルシーが欲しがる選手だしね」といった肯定的なコメントが多い。

一方で「岡崎を売却する可能性がさらに高くなったな」「あとはシンジが契約更新されたら最高なんだけど」と、現在のエースストライカー岡崎慎司の放出を懸念する声もあった。

岡崎の残留、放出を問わず来季のマインツ攻撃陣は日本人サポーターの注目の的となりそうだ。そしてマインツ・サポーターにとっても、武藤への期待値が高いのは確かなようだ。