アルゼンチンで世界一かわいい珍客が登場…キレキレ突破に称賛「メッシのような切り返しだ」

 海外サッカーで世界一かわいすぎる珍客が乱入し、世界に“笑撃”が広がっている。ピッチに登場したのは、なんと犬。しかも「俺に蹴らせろ」と言わんばかりにボールに飛びつき、キレキレのドリブルを披露。地元メディアが公式ツイッターに動画付きで紹介し、ファンから「メッシのような切り返しだ」と絶賛の声が上がっている。

 これが12人目の選手なのか。思わず笑ってしまう珍シーンが生まれたのは、アルゼンチンリーグ1部サン・ロレンソ―アルセナル・サランディだ。

 映像では、右サイドからのコーナーキックとみられるシーンでどこからやってきたのか茶色い犬が登場。愛くるしい表情をした彼は、ピッチ上のボールに飛びつくと、じゃれるようにドリブルを開始。よほど楽しいのだろうか、しっぽを振りながら巧みに切り返している。

 しかし、選手が抱きかかえようとやってきて、気を取られている隙にボールはコーナーの方に送られると、再び一目散に駆け出し、「俺に蹴らせろ」と言わんばかりにボールをキープしていた。最後は関係者に別のボールでおびき寄せられ、捕まってしまったようだった。

 それでも、陽気な南米。映像では“ヒーローインタビュー”とばかりに別の場所で彼にカメラとマイクを向けた。すると、マイクをおもちゃと思ったのか、スポンジ部分を無心でかみつき、無言のまま終わってしまった。

ファン大反響「サッカー選手より魅せるプレー」「下手な選手よりよっぽど上手い」

 Jリーグや日本代表の試合では、到底お目にかかれない笑撃シーン。ただ、試合はサン・ロレンソが1-0で勝利し、アルゼンチンスポーツ専門局「TyCスポーツ」の公式ツイッターは「サン・ロレンソは彼の重要な貢献のおかげでゴールへの活路を見出すことができた。彼のような主役が現れれば、我々はいつでもマイクを向ける準備ができている」とユーモアたっぷりに映像付きで紹介すると、ファンに大反響を呼んでいた。

「サッカー選手よりも魅せるプレーだ」

「クラブのマスコットとして就任してくれ!」

「この夜の絶対的なスターだ」

「美しく心が温まる光景」

「強化すべきプレーヤーを見つけることができたね!」

「メッシのような切り返しだ」

「下手な選手よりよっぽど上手いボールコントロールだ」

 このように絶賛の声が相次ぎ、“犬界のメッシ”の声も上がったワンダードッグ。また、どこかのスタジアムで現れることはあるのだろうか。