「彼のことは好きだけど…もうちょっと○○だったらイイのに。」と思ったことありませんか?

「他に好きな人がいるわけでもないし今の彼のことは好きだけど、このまま付き合っていて幸せになれるのか不安…。」そんな風に悩む時には、そんな心配が無用な男になるよう、彼を育てちゃいましょう。

人は良くも悪くも変わるものなので、良い刺激を与えることでイイ男に育てることも可能です!

そこで、書道家の武田双雲先生による『パートナーにイラッとしたとき読む本』より「男を育てる方法」についてご紹介します。

■1.男を動かす魔法の言葉

「『男は3語であやつれる』(伊東明/PHP文庫)のヒットで、男をあやつる3語が流行したことがありました。その中でも最も短くて効果的な言葉。それは、「すごい」です。たった3文字の「すごい」が、なぜか男にはすごく効く。(中略)しかも実は、妻や彼女から言われた「すごい」はちゃんと蓄積していて、「自信」という根っこが少しずつ太くなっていくのです。」

男性に何かをお願いしてやってくれた時、仕事などで成果が出た時、そんな時にはここぞとばかりに「すごい!」と褒めてあげて。

褒められるのは嬉しいものなので「そんなに喜んでくれるならこれからも頑張ろう!」と思ってくれる男性も多いそう。何か嬉しいことがあった時には「すごいね!」を忘れずに。

■2.甘やかすのはNG

「夫の理想に近づこうと努力する女性」を、男性は愛らしく思います。けれども「夫の理想の女性になること」は、必ずしも良い夫婦関係を生みません。(中略)「都合の良い妻」に甘んじてラクをしていると、男の悪い部分にスイッチが入ってしまうのです。「男の悪い部分」とはつまり、幼児性です。「こいつは何でも言うことを聞いてくれる」と思ったら、すぐにそれが普通になってしまいます。」

自分のために努力する女性を見て男性は嬉しく思うものですが、あまりに彼のために何でもしてしまうのは良くないよう。男性が「何でもやってもらって当たり前!」と思い出したら彼は身勝手になっていきます。

そうなる前に「男性をうまく手のひらで転がす」という、したたかさを身につける必要があるようです。

■3.「自分は正しい」を捨てて非を認める

「「自分は正しい、相手は間違っている」という考えを持っていたら、何を口にしてもすぐに衝突してしまいます。また、いくら自分に非があると分かっていても、「あなたは間違っている」という態度で来られると、図星なだけに余計にムキになるものです。ですから、相手を批判する時や、相手の間違いを正そうとする時には、ちょっとした「工夫」が必要なのです。(中略)では「工夫」とは、何でしょうか。それは、「先に自分の非を認める」ことです。」

「自分が正しい」と思っている人同士がケンカをすると、いつまで経っても歩み寄ることができませんよね。だからこそ、先に自分の非を認めることが大切。

と言っても、「自分が間違っていた」と認める必要はなく「キツい言い方をしてごめんね」と、先に「ごめんね」を伝えることで相手の心の刺を和らげることができるようです。

その上で、一番譲れないことだけを伝えるようにすれば、揉めずに言い分を理解してもらうことができます。

■4.時には反対意見を述べる

「「男」とは、すぐに図に乗り、勘違いしやすい生き物なんです。普段の生活の中で「そうだよね」「はい」と素直に夫の言うことを聞くのは素晴らしいのですが、イザとなったらバシッと強く、譲らない気持ちで反対意見を伝えるべきです。」

いつもは「そうだね」と同意していたとしても、彼が間違っているなと思った時にはしっかりと「違うよ!」「それって大丈夫なの?」と相手の痛いところを突くようなことを言ってあげるのがイイ男に育てるためには必要なこと。

「本当に大丈夫なのかな?」と思いながらも「いいんじゃない?」と言うのは彼のためにもなりません。

■おわりに

「出会った頃と比べて彼が変わってしまった」という経験がある方、それは、上記項目のNGなことばかりをしてきたからかもしれません。

せっかく出会った大好きな彼をもっとイイ男に育てたいのであれば、ぜひこれらのことを試してみてください。

参考図書:武田双雲『パートナーにイラッとしたとき読む本』宙出版(栢原 陽子/ハウコレ)